婚期はずれ [青空文庫]

著者 :
  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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  • ひ、ヒトゴトに非ずな私ですが……(独身・恋の1つ2つもない)。

    見栄や世間体、自分の考えに振り回されて、子どもたち(いい大人ではあるけれど)を巻き込んでいくっていうのは、親子して哀れに見えてくる。
    最後の親と娘の対比が皮肉にも現状をそのまま表している。見栄や世間体に振り回されて行動している親と、親に振り回されて自分の人生を歩めずにいる娘。そもそも時代が違うというのもあるのだけれど、似たような構図どこかにありませんか?

  • どうしてこうオダサクはもう、ほんとに、見ないふりをして生きていこうとする汚い大人を嘲笑うみたいに無邪気に残酷に哀しみを描き出すかね、と、胸くそ悪くなりながらその鮮やかな手腕にうちひしがれて私はまたひとつ痛みとそれを伴う優しさを知るのです。しょうがないよ人間は、惨めだ、

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著者プロフィール

1913年10月、大阪市生まれ。1933年から創作活動を開始し、1938年に小説「雨」を発表。1940年に「俗臭」が第10回芥川賞候補となる。同年に発表した「夫婦善哉」が改造社の第1回文藝推薦作品となり、以降、本格的に作家活動を開始。1946年4月に発表した「世相」が評判を呼び、作品発表の機会が劇的に増えるも、1947年1月、肺結核のため東京にて死去。その直前に評論「可能性の文学」を発表し、作風の転換を図っていた矢先のことだった。太宰治、坂口安吾らと共に「新戯作派」「無頼派」と呼ばれ「オダサク」の愛称で親しまれた。

「2019年 『織田作之助 女性小説セレクション 怖るべき女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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