鳥獣剥製所 一報告書 [青空文庫]

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  • 青空文庫
  • 新字旧仮名
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  •  剥製が並んでいる空間に、剥製と対峙する私。緊張感と静けさが文章からひしひし伝わってくる。それでもって風景の色はセピア色(に見える)。
     時々、過去の女たちの話が出て来るけれど、女たちもまた過去のものであり、(私の中では)死んで剥製となり、永遠にその姿をとどめたままってことなのだろうか。過去の思い出のはずなのに、迫りくるは懐かしさや嬉しさではなく、恐怖に近い何か。 
     実験音楽を聴いているような気持になった。

  • 言葉は古めかしいけどとても好きです。詩なのか短編なのか分かりませんねでしたが、光に埃の舞う鳥獣剥製所の部屋で、虚ろに煌めく瞳の剥製たちに囲まれている気分がしました。好きな雰囲気です。この方の作品を読むのは初めてでしたが、他の作品も読みたいです。Twitterで知った作品で、出会えてよかったです。

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