牧野富太郎自叙伝 01 第一部 牧野富太郎自叙伝 [青空文庫]

  • 青空文庫
  • 新字新仮名
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 3
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • 青空文庫 ・電子書籍

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 姉がいるという朝ドラの設定とは、そもそもが違うことをまず知った。そしてまた幼年期よりの植物好きというのも、氏の巨大な好奇心の一部でしかなかったことも知った。
    色々と知れて勉強になるのだが、本書では同じ話が何度も何度も繰り返し語られているので、読み物としては少々繰り言めいて感じられてくる。
    しかしながら、氏の純粋なる学問への情熱を安価に利用していた国や大学、学者連などには狡猾さを覚えて腹が立ってくる。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1862年(文久2年)土佐国佐川村(現、高知県高岡郡佐川町)の裕福な商家と酒造業を営む家に生まれる。三歳で父を、五歳で母を失い、祖母に育てられる。幼少時から植物に強い関心を示し、小学校を2年で中退、好きな植物採取に熱中する。19歳の時、初めて上京し博覧会を見る一方、書籍や顕微鏡を購入する。22歳の時(明治17年)に再び上京し、帝国大学理科大学(現、東京大学理学部)植物学教室に出入りし、文献・資料等の使用を許可される。自ら創刊に関わった「植物学雑誌」に新種ヤマトグサを発表し、日本人として初めて新種に学名をつける。94年間の生涯で収集した標本は40万枚に及び、新種を初め1500種以上の植物に命名し、「日本植物分類学の父」と呼ばれる。

「2023年 『オリジナル普及版 牧野日本植物圖説集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

牧野富太郎の作品

最近本棚に登録した人

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×