感想・レビュー・書評
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100分で名著で紹介されており興味を持った。そういえば読んだことなかったなと思い、一気に読了。思ってたより短い話だった。
老人が負傷して満身創痍になっていく様子とか、ハラハラして読んだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「ミステリと言う勿れ」最新刊で、おとなになってから読むとまた違う味わい、とあって手にとる。作中の少年に近い年齢のときに読んで、老人が釣りに出て大物釣り上げたけどサメに食べられて終わり、なんじゃそりゃ、と思ったのに。どちらかといえば老人のほうに年齢が近づいてから手に取ると、くりかえし、ああここに少年がいたら、と思いつつ、自らの技量と経験に誇りをもって大物と対峙し、会話し、戦い、ねじ伏せるが、その後の曳航される大物の魚をねらってくるサメとの戦いは、負けるとはわかっていても立ち向かわずにはいられず、ついにはすべてを喰われ、骨だけになった大物を曳いて、港にもどる。老人はぐったりと昏々と眠り続けるが、それを徒労だとあざけるのではなく、少年も港の人々も、彼はたいしたことをやりとげたといわんばかりの称賛で迎え入れていることが感じ取れる。誇りと称賛、およばずとも立ち向かい、結果はともかくやりきった感を得られる、シンプルでストレートな暮らしをまぶしく感じた。/「毎日が、新しい一日だ。運はあったほうがいいが、運任せでは駄目だ。そういう気持ちでいれば、運がめぐってきた時に慌てることもない。/
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青空文庫は、著作権の切れた作品を収録しているサイト…というのは皆さんご存知かと思いますが、「著作権の切れた作品」は日本文学等に限りません。つまり、翻訳作品も読めるんです。
そんな中から、今日はこちら、「老人と海」をご紹介します。原語の ""The Old Man and the Sea"" は2011年に著作権が消滅、青空文庫では2015年に翻訳版が発表されました。
海洋大では新潮文庫版を品川図書館で所蔵しています。
https://lib.s.kaiyodai.ac.jp/opac/opac_link/bibid/TB00020349
青空文庫で読んでみて、別の訳とも読み比べてみたいなと思われた方は、通常開館再開後、ご来館ください。
越中島図書館への取り寄せもできます。 -
繊細なウミツバメについて。罪について。ライオンの夢について。書いてある。
自分は、若い頃に読んでも分からなかったと思う。
高校生の時に読んで、面白かったと言う友人はさすがだと思う。 -
若い頃に読んでもいまいちピンとこなかったけど、社会人になってある程度の苦楽を知ってから読むと、グッとくる。