1900年、石川県生まれ。物理学者。東京帝国大学理学部物理学科卒業。寺田寅彦に師事し、卒業後は理化学研究所で寺田の助手となった。イギリスに留学後、北海道帝国大学理学部助教授、翌々年教授となる。学位は理学博士(京都帝国大学、31年)。雪の結晶の研究や人工雪の製作に成果を上げた。随筆家としても知られる。62年没。著書に『雪』『科学の方法』ほか多数。 「2022年 『科学と人生』 で使われていた紹介文から引用しています。」