感想・レビュー・書評
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久しぶりに再読したが、やっぱり凄いな(笑)という印象しかない。
どSとどMの組み合わせ、はたが四の五のいうことでもないし、好きにしてくれればいいなあと思うけれでも。しかし同好の士でないと、この世界の真の理解は難しいのだろうなとも思う。
しかし、この人たちはなんでこう西洋かぶれなんだろう。時代背景的に、当時は日本全体が西洋の真似をする「猿」であったのかもしれない。「同好の士」ではない私が、この作品を読めば読むほど寂しくなってしまう原因は、そのへんの自己疎外状況にあるのかもしれない。
私の大学時代の知り合いのことを思い出した。彼女も、結構な伴侶を見つけて、幸せになっているものと信じたい。
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