冒頭にある人物紹介や、館の見取り図などからよくあるミステリーかと思って読み始めたのだが、そこからの怒涛のゾンビ出現によるパニックホラーな展開へもっていかれ、なんだこれはミステリーの皮をかぶったゾンビホラーかと辟易していたら、館の中で起きる殺人事件。
最初の殺人から始まる謎、展開からもゾンビにやられたとしか思えない。
ゾンビ×人間のコラボ殺人事件!?
とにかく続きが気になって、読む手が止まらなかった。
全ての事件が真相に近づいた時には、思わず「お見事」と言いそうになる持っていき方。なるほどと思わず唸ってしまった。
久しぶりに、展開が気になりすぎて思わずなんだこれ!?を連発してしまうミステリーでした。
面白かった。