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最後まで読みたくなる長編ファンタジー

johnnycakeさんのまとめ

johnnycakeさんのまとめ

ジャンル : 洋書 / 小説

作成日 : 2013年1月30日

更新日 : 2017年12月20日

  • 長編ファンタジーは、地図や人物相関図などがついているものも多く、とっつきにくいと思われがちですが、一旦その世界に入り込んでしまうと、最後まで読まなきゃ気がすまなくなったりします。ここには、そういった「この世界に入り込んだらシリーズの終わりまで浸りたい」と思わせてくれた作品をまとめてみました。

  • 独断と偏見で判断した読みやすい順から並べてみました。おおむね英語の難易度と一致していると思いますが、内容によって読みにくくなっている場合もあると思います。アメリカの学校で使われているというLexile指標とSSS多読のYL(読みやすさレベル)が見つけられた場合はそれを表示しました。
    http://www.lexile.com/about-lexile/grade-equivalent/grade-equivalent-chart/ (Lexile指標とその趣旨のページー英文)
    http://www.seg.co.jp/sss/review/osusume.html (SSS推薦・多読用基本洋書のご紹介 YL レベルについて概説あり)

    長編ファンタジーは何巻も出版されている場合が多いので、完結作品でボックスセットがあるものはそれをアイテムとして表示しましたが、セットがないものや現在進行形のシリーズの場合は、最新巻や最終巻をアイテムとして表示しています。

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    シリーズ名: Chronicles of Ancient Darkness
    1巻は"Wolf Brother" 全6巻 完結

    6000年前のヨーロッパを舞台としたファンタジー。当時の狩猟採集民の様子がリアルな感じで描写されながらも、ファンタジー要素もりだくさんの作品です。

    主人公Torakは、どの部族にも属さず父親と狼に育てられました。その父親が死んでTorakの旅が始まるのですが、父にはTorakの知らなかった過去の秘密があったのでした。

    狼のWolfとの絆や、大ガラス族の少女レンとの友情も淡々と書かれているところがいいです。

    Lexile: 668
    YL 5.0-6.0

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    シリーズ名: Rowan of Rin
    1巻は"Rowan of Rin" 5巻完結

    オーストラリアの誇る児童文学作家のEmily Roddaの代表作のひとつ。

    リンの谷に住むローワンはひ弱で、村人たちからは半人前扱いをされていましたが、ある日山から流れてくる川の水がなくなり、その原因を探す旅の一行に加えられます。一行からは、お荷物扱いされるのですが…。

    どの巻も謎めいた予言や助言の意味を説くことで話が進んでいくのですが、この謎々がいいのです。最終巻は特に切ないお話でした。

    Lexile: 646
    YL 5.0-6.0

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    シリーズ名: The Hunger Games Trilogy
    1巻は"The Hunger Games" 全3巻完結。

    2012年に1巻が映画化されて以来、3巻すべて映画化され、かなり良い興行成績をあげました。原作ファンから見ても違和感のない映画化でした。

    かつてアメリカ合衆国だったところは、今Panemと呼ばれ、首都から離れるほど貧しい国となっています。首都は最新技術を使った超未来都市なのに、主人公のKatnissが住む12区は炭鉱の町で貧しく、皆飢えているのでした。

    各区では、毎年12歳から18歳までの子供たちが集められ、その中から男女一人ずつのTributeが首都に差し出されます。Tributeは、年に一度首都で行われるHunger Gameと呼ばれる殺し合いゲームに参加しなければなりません。最後に一人生き残った者のみが戻って来ることができるのでした。この年12区からTributeに選ばれたのは…。

    Lexile: 806
    YL 6.5

  • Chronicles of Narnia Box Set

    C. S. Lewis 洋書 2010年10月26日 Amazon.comで見る Amazon.com
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    シリーズ名: Chronicles of Narnia
    1巻は"The Lion, the Witch and the Wardrobe"もしくは "The Magician's Nephew" 全7巻完結。

    有名どころなので、名前ぐらいは聞いたことがあるはず。これまで、BBCでのドラマ化や、映画化もあって、映画のほうはかなりいい興行成績をあげました。映画二作目でPrince Caspianの年齢が引き上げられていたのはちょっと戸惑いましたが。

    我々のいる世界と平行して存在している「ナルニア国」を舞台とした物語ですが、そこで活躍する(主に)子供たちは、我々の世界からナルニアへ入り込んでしまった子供たちです。ナルニアでは時間の流れ方が違い、何年もナルニアで過ごしたのに元の世界に戻ってくると殆ど時間が経っていないという設定です。

    ナルニアはずっと冬でした。それは白の魔女が統治しているからで、伝説では人間の少年少女がナルニア国にやってくるときに白の魔女の時代が終わるというのです。

    このシリーズは、どの巻から読むかで意見が分かれます。出版順で読んでいくならば、"The Lion, the Witch and the Wardrobe"から読み始めるのですが、ナルニア国の歴史に沿って読むならば、"The Magician's Nephew"から読むことになります。

    ファンタジーの古典的作品で、多くの研究対象になっており、関連本もかなり出版されています。

    Lexile: 881
    YL 6.5-7.5

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    シリーズ名: Harry Potter
    1巻は"Harry Potter and the Philosopher's Stone" (米国版は"Harry Potter and the Sorcerer's Stone") 全7巻完結

    言わずと知れたベストセラー。米国版と英国版がありますが、ここはやはり英国版を読んでもらいたいです。

    孤児で叔母一家に虐待されていたHarryは、11歳の誕生日に実は自分は魔法使いで、これから魔法学校の寮に入るのだと知らされます。Harryは、魔法界では超のつく有名人でした。それは、名前を呼ぶのもはばかられるほど恐れられたVoldemortに「殺されなかった」からなのです。楽しいはずの寮生活ですが、Harryの身には次々と不思議なことが起こります。

    魔法の話というよりは、英国の10代の子供たちのパラレル世界として捕らえるべき作品。

    映画化も完結していて、概ね原作に忠実ですが、やはり細かいところは省かざるを得ず、原作にかなうものではありません。

    Lexile: 934
    YL 6.0-8.0

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    シリーズ名: The Earthsea Cycle
    1巻は"A Wizard of Earthsea" 全5巻+短編集

    1960年代末から70年代初頭に最初の三冊が出版され、その後90年代に入って4冊目、2000年を過ぎて5冊目のThe Other Windが出版されています。これで一応完結したと思うのですが。外伝が短編集となって出版されています。

    Earthseaと呼ばれる世界が舞台で、魔法使いゲドの少年時から壮年期までを追っていますが、ゲドが主人公と言えるのは1巻のみで、以降はゲドは登場するけれど、主人公は別の人という体裁をとっています。

    残念なテレビ化と残念な映画化がされてしまいましたが、映像作品は無視して原作に触れて欲しいです。

    Lexile: 926
    YL 7.5-8.5

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    シリーズ名: Wind on Fire Trilogy
    1巻は"The Wind Singer" 全3巻完結

    短めシリーズ。それぞれの巻がそれなりに終わりを迎えています。

    能力至上主義の社会で落ちこぼれてしまいそうになるHath一家でしたが、家族の中は愛であふれています。社会の理不尽さに立ち向かうKestrelとBowmanの双子の姉弟…、という始まりなんですが、1巻からは想像もできない3巻での終わり方をします。

    児童文学とは言え、暴力的描写があり、社会の暗黒部をかなり鋭く描いている秀作だと思います。邦訳はされていないようです。

    Lexile: 730
    YL 7.5

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    シリーズ名: Inheritance Cycle
    1巻は"Eragon" 全4巻完結

    著者がわずか15歳でこのシリーズ1巻目を書いたことで話題になりましたが、映画化はだいぶ残念な結果でした。His Dark Materialsにしてもそうなのですが、精神面の描写が多くかかれているものは映像化しにくいように思います。当初3部作の予定が4部作になってしまいましたが、完結しました。

    帝国の辺鄙な村に住むEragonは、叔父に育てられていましたが、狩りをしていた晩にどこからともなくやってきた青い物体を手に入れます。最初はめずらしい石だと思ったものは、実はドラゴンの卵だったのです。ドラゴンが卵から孵ってEragonとの間に特別な絆が生まれますが、Eragonがドラゴンを手に入れたのは、自分だけでなく、叔父一家も村も巻き込む大きな変化の始まりだったのです。

    個人的には2巻のEldestが手に汗握るおもしろさでよかったです。

    Lexile: 935
    YL 7.5

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    シリーズ名: The Belgariad
    1巻は"Pawn of Prophecy" 全5巻完結(続編シリーズ全5巻完結+外伝2冊+参考資料本)

    大人のファンタジー。ベルガリアードが主人公のシリーズですが、重要な登場人物が多く出てくるシリーズで、それが皆ひとつの目的をもって旅をする「旅の仲間」的作品。それぞれ特徴あるキャラクターで、そのどれかが自分の好みとなる可能性が高いです。

    この世界にはまれば、続編のThe Malloreon series(全5巻)や、外伝のBelgarath the Sorcerer や Polgara the Sorceress さらには、The Rivan Codex といった物語中に出てきた古文書まで楽しめます。内容は大人向けですが、英語の難易度はそれほど高くないと思います。

    Lexile: 860
    YL 7.5

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    シリーズ名:Thief of Eddis
    1巻は"The Thief" 2017年5月に5巻が出版されました。

    最初の3巻は主人公がGenという盗人です。このシリーズの巻はどれも最後があっと驚く終わり方になっていて、主人公Genとその終わり方が魅力のシリーズです。

    舞台はどことなくギリシャか東欧を思わせるようなところで、賢者が神話に出てくる貴重な石が実在すると信じてそれを探しに行くところから話が始まります。その石探しに借り出されたのが、まだ少年であるGenです。Genは、自分は何でも盗めると豪語しているところを買われて石探しの旅のお供をさせられるのですが…。

    英語そのものはそれほど難しいとは思いませんが、話の持って行き方複雑で、何度か読み直さなければわからない箇所もありました。

    架空の神話があちこちに織り交ぜられているし、舞台となる3国のそれぞれの文化や情景の違いも楽しめるシリーズです。

    Lexile: 920-940
    YL 7.5

  • The Bartimaeus Trilogy Boxed Set

    Jonathan Stroud 洋書 2006年8月29日 Amazon.comで見る Amazon.com
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    シリーズ名: The Bartimaeus Trilogy
    1巻は"The Amulet of Samarkand" 全3巻完結+前編King Solomon's Ring

    魔法使いが特権階級となって支配する世界が舞台で、ここで言う魔法使いとは、妖霊を呼び出して奴隷のようにこき使う人々のことなのでした。しかし、魔法使いは、召還に失敗すると命を落とすことにもなりかねません。魔法使い制度は、また、徒弟制度でもあり、適性のある子が選ばれて魔法使いの弟子になります。

    若くして難易度の高い妖霊Bartimaeusを呼び出したNathanielですが、Bartimaeusのほうは、Nathanielの隙をついていつしか自由の身になることばかりを考えています。

    このシリーズの魅力はBartimaeusの毒舌にあると言っても過言ではありません。イギリスのブラック・ユーモアたっぷり。Nathanielに対して辛辣なBartimaeusですが、実はなんだかんだと面倒見ているところがまた不思議な関係でもあります。

    2巻からは、一般人のKittyが加わって魔法使いvs一般人の階級闘争の様相を呈しますが、その中でも常にBartimaeusの「何でこの俺様が…」という文句たらたらの姿勢が貫かれているのが笑えます。私にとっては、1巻より2巻が、2巻より3巻がおもしろかったシリーズです。

    外伝として、バーティミアスが大昔に召喚されたときの物語も出版されています。

    Lexile: 806
    YL 8

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    シリーズ名: His Dark Materials
    1巻は"Northern Light" (米国版は"The Golden Compass") 全3巻完結
    2017年に同じ世界を舞台にしたThe Book of Dust三部作の1作目が出版されました。

    邦訳の「ライラの冒険」という原作のイメージから離れてしまったシリーズ名と残念な映画化のために誤解されそうな作品ですが、ミルトンの「失楽園」を土台とし、ルイスの「ナルニア国物語」の向こうを張った力作です。

    イギリスのオックスフォードに始まるこのシリーズは、しかし、我々の世界のオックスフォードではなく、パラレルワールドのオックスフォードで、その世界では人間には皆ダイモンと呼ばれる動物がついています。

    ライラは、町で次々と子供たちがさらわれる話を耳にしますが、ある日いつも一緒に遊んでいた仲間が誘拐されたことで彼女の旅が始まります。その子を追って世界の果てまで行くのですが、その真相を探り当てたのは、もっと大きな出来事への第一歩に過ぎませんでした。

    3巻完結なので、それほど長編ではありませんが、この世界の科学を解説したものやその後のライラを描いたものなどの関連作品があります。

    Lexile: 923
    YL 7.5-9

  • johnnycakeさんのまとめ

    シリーズ名: The Farseer Trilogy
    1巻は"Assassin's Apprentice" 全3巻完結(続編シリーズあり)

    Six Dutchesという6つの国を合わせて統治しているFarseer家の庶子Fitzが庶子だということで辛苦をなめさせられながらも、祖父であり王であるShrewdの暗殺者として暗躍する物語。そのFitzを目の仇とするのが、叔父のRegalで、このシリーズはFitzとRegalの憎しみあいのシリーズでもあります。

    全体的に話は暗いし、主人公への救いがない感じですが、何故か引き込まれるシリーズでもあります。

    The Farseerが気に入れば、これに続いてLiveship Traders Trilogy、さらにThe Tawny Man Trilogyも待っています。Liveship Traders Trilogyは邦訳はされていないようです。

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    シリーズ名: A Song of Ice and Fire
    1巻は"A Game of Thrones" これまでに5巻刊行済み。全7巻の予定。

    2011年にHBOが1巻をテレビドラマ化して以来、今欧米では一番ホットなファンタジーシリーズとなりました。テレビドラマは、一つのシリーズが10話で構成され、原作の1巻分が1シリーズ分となっています。シーズン6ではとうとう原作を追い越し、2018年には最終シーズンとなるシーズン8が放送予定。

    容赦なき権力争いのお話で、1巻はファンタジーの要素がそれほど強くありませんが、巻を重ねるごとにファンタジー度が高くなります。

    冬と夏の周期がそれぞれ何年も続くという世界で、かつては竜を操った王が治めていましたが、竜がいなくなって久しく、狂王の圧政に耐えかね反乱を起こした反乱軍の勝利の後は反乱軍を率いたRobert Baratheonが王となっています。

    そのRobertが親友のNed Starkを自分の右腕として王宮に招くのですが、Nedは、前任者の死を疑問に思い、それを辿っていくと、ある重大な秘密に行き当たります。

    ドラマ化される前からカードゲームなどでファンの多いシリーズで、大人のファンタジー。
    ウェブで読者投票で順位を決めるBest Fantasy 100でも、常にトップ10に食い込んでいるシリーズです。
    http://fantasy100.sffjazz.com/

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    シリーズ名: 該当なし
    一巻(という呼び方は当てはまらないのですが。)はThe Hobbit There and Back Again

    The Hobbitに始まるMiddle Earthを舞台とした作品群は、ファンタジーの古典中の古典。世界で一番研究されているファンタジーだと言っても過言ではありません。この一連の作品群は、Middleearthという架空世界が舞台ですが、作者はそこで使われている言語の文法まで作り上げています。

    映画ロード・オブ・ザ・リングの大ヒットのお陰でファン層もさらに厚くなっています。ホビットのほうも2012年末から3部に分けて映画化されました。

    ホビット庄で勝手気ままに暮らしていたホビットのBilbo Bagginsは、ある日大勢のドワーフたちにやってこられ、彼の静かな生活はひっくり返ります。

    The Hobbitのほうは、子供向けの冒険物語なのですが、The Lord of the Ringsのほうは大人向けのファンタジーの元祖と言えます。Bilboが山の中で見つけた不思議な指輪は、実は恐ろしい魔力を持ったもので、その後The Lord of the Ringsで中心的な役割を果たします。

    この世界にもっと浸りたい人は、The Silmarillion、Unfinished Tales、The Children of Hurinを読んでさらにThe History of Middle Earth (全13巻)が待っています。

    Lexile: 950
    YL 9.0

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