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2013年私的ヒットBL漫画

雪塩さんのランキング

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ジャンル : マンガ / BL

作成日 : 2013年10月31日

更新日 : 2013年11月2日

  • 私による私のための「このBLがすごい!2013漫画編」

  • 2013年に読んだBL漫画(以前発売されたものを含む)の中でも私的にヒットだった作品をまとめてみました。

  • 雪塩さんのランキング

    今年の読み返し度ナンバーワン!
    ものスゴイ新人作家さんがBL界にやって来た。

    私がこの漫画を購入しようと思ったのは表紙のインパクトに惹かれるものがあったから。
    完全なる表紙買い。
    「SMものかーボコり愛好きだし買おう」くらいの緩いテンションで読み始めた。
    だが読み始めたら引き込まれる引き込まれる。
    ちょっと昭和アニメのようなレトロな画風。
    心情を全て語らないのに印象深いモノローグ。
    なによりキャラクターが魅力的。

    主要キャラの、年下暴力学生、釧路(攻め)とマゾな年上フリーター三崎(受け)。
    この二人は喧嘩をきっかけに出会い、それから見かけると釧路が三崎に殴りかかっていくという、最初はなんだか血なまぐさい関係。
    幾度も釧路に殴られ続けるうちに、痛みを快感に感じる自分に三崎は気付く。(その時の表情がまたいい味を出している)
    そしてそんな三崎に煽られたのか、釧路は三崎に肉体関係も強要し始める……。
    バイオレンスなBLによくある展開だが、本著はここからの物語が素晴らしい。

    暴力を振るうことに疑問を持たない釧路が、三崎といることで段々と変わっていく。
    釧路はただの暴力なドエス男なんかではなく、実はかなり可愛げのある人間。
    陰口を叩かれへこんだ時に三崎に電話してみたり、名前を教えただけで恥ずかしがったり。
    挙句、唐突に三崎にキスをしてみたり。
    サンドバック代わりのつもりだった三崎に恋してしまったことに釧路は気付き、もう会わない、と別れを告げるが……。
    次に出会ってからは、暴力がトレードマークだった釧路が暴力によって結ばれた関係をなんとか変えようと努力しているのがなんだかほほえましい。
    三崎に甘える釧路に、釧路の世話をやく三崎。なんてハートフルなSMものなんだ…。

    最終的には釧路が三崎に対して暴力振るう気がなくなるまで穏やかに変わっている。
    でも三崎はドエムなので殴らないといけず悩む釧路。幸せそうな二人だ。
    ぜひこの二人の続きをまた読んでみたい。

    『スニーキーレッド (Feelコミックス オンブルー)』より引用

    • 引用ここから もともと まるで関係ねー あいつがどこで何してようと 泣いていようが笑っていようが 会ったところでもう殴りたくもねえし…無理やりも… …他に意味でもない限り 俺には―――― 引用ここまで ー 58ページ
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    衝撃を受けたBL漫画。
    甘い恋愛ものが好きな方は読まない方がいいかもしれない。
    はやりのヤンデレともまた一線を画している。
    これはすさまじい一方通行を描いている作品。
    5月病にかかっていた大学生、三路が高校の同級生だった矢島をひたすら愛し、追いかける話。

    とにかく病んでるキャラが多い。でもハイテンション。
    矢島を愛しすぎて躁鬱をくりかえす(でもメンタル鬼強)三路に、
    嫌われ松子の一生の松子のような転落人生を送ってきた矢島。
    あと脇役のとってもチャーミングなメンヘラ、またはノルウェイの人、吉川先生。
    矢島は虫を食べるなど奇行に走るし、みんなして精神病院に入院しちゃったりもする。でもハイテンション。

    矢島がどんなに落ちぶれようとも、振り向いてもらえなくても、ひたすらに愛し続ける三路の姿に泣ける。
    振り向いてもらえないことに疲れて、矢島を憎んだら楽になれると思うが、憎むなんてできない三路。
    矢島がいるから生きていける。
    本当の愛ってこういうことか……。

    『めぐまれない大人達 (EDGE COMIX)』より引用

    • 引用ここから 矢島を憎んだら今この苦しみから楽になれる気がした ……憎む? でもやめた そんな そんなみじめなことは 矢島が かわいそうだ…… 引用ここまで ー 110ページ
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    待ちに待った康介×勢多川の続編。
    勢多川は可愛がりたい受けナンバーワン。
    自分に価値がないと思い人の世話を焼くことで安心できるような不憫な高校生。見た目ヤンキーだけど可愛い。そんな子に憧れられ、好意を向けられたらそりゃ可愛がるにきまってる!
    1巻で舎弟から恋人になった二人だが、康介は高校教師で勢多川は生徒。
    関係がばれないように気を使ったり、年齢差があるため康介が勢多川を独占することに迷いを感じてしまったり…。
    2巻では勢多川が可愛いだけじゃなく康介を受け止める度量の大きさを見せてくれた。
    この二人はずっといっしょに生きていけるだろうな。
    続編も楽しみ。

    『ひとりじめマイヒーロー (2) (IDコミックス gateauコミックス)』より引用

    • 引用ここから さすがに愛想つきたよな こんなみっともねーヤツって知っちまったら …違うなら さっきみたいに抱き締めてみてくれよ もう一回 引用ここまで ー 183ページ
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    発売から日にちはたっているが今年発掘した良作。
    まず題材に衝撃。
    近親ものBL。しかも息子×父。
    これだけで読むのをやめる人が続出しそうな…。 
    若干躊躇したが、タイムスリップというSF要素のおかげでうまく緩和されていたと思う。

    ずっと好きだった人が実は自分の息子だった…。
    果の苦しみと孤独さが辛い。
    倫理観について考えさせられる。

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    2013年に読んだ良作。
    雨隠ギドさんは悪人を泣かせる方法から作家買いしているがこれはかなりのヒットだった。
    誘拐された過去のトラウマで密室恐怖症な鵜飼と、元同級生の近道。
    鵜飼の誘拐事件の真相が物語の鍵。
    近道が抱く鵜飼への想いが複雑で、けれど真摯で読んでて胸が痛かった。

    切ないけど優しいお話。

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