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書店員が選ぶ【女子に勧める少年漫画】

m2716さんのまとめ

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ジャンル : マンガ / 少年マンガ

作成日 : 2014年1月24日

更新日 : 2014年2月4日

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    少年漫画は大抵巻数が多く、気になる作品と出逢っても中々手が出せないもの。そんな方におすすめしたい、女性でも読める映像化したものや期待度の高いコミック達。
     

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    ――ママチャリで激坂を登り、秋葉原通い、往復90km!!
    アニメにゲーム、ガシャポンフィギュアを愛する高校生の小野田坂道、驚異の激コギで魅せるワクワクの本格高校自転車ロードレース巨編!!――
    とにかく熱い!
    先ず、この本を手に取ってあらすじを読んだ時点で言えば「自転車がスポーツ?」と疑問に感じ、どの様な話が展開されているのか興味をそそられる方が多いだろう作品。そして主人公が極々平凡なオタク男子の設定。だが、寧ろそれが良い。この物語における「意外性」と上手くマッチしており、また読み進めて行く上で増える各キャラクターもそれぞれ個性がありドラマがありロードレースへの想いが熱く、脇役の多さが少年漫画で懸念されがちにも拘らず読了後に「あれは誰だったか……」等と思わせない点も素晴らしい。
    主人公の素直な走りが、巻を追う毎に男女問わず読む者をドキドキわくわくさせる、そんな少年漫画。

    『弱虫ペダル 1 (少年チャンピオン・コミックス)』より引用

    • 引用ここから 信じて、あずけて、任されて、全力で走る。そういう戦略だったみたいです、総北は……俺も今それに気付いたんです。それって、ロードレースそのものの面白さだったんですよね。 引用ここまで
  • m2716さんのまとめ

    ――津軽三味線を背負い、単身、青森から東京へやってきた津軽三味線奏者の澤村雪(さわむら せつ)。師でもあった祖父を亡くし、自分の弾くべき音を見失ってしまった雪だが、様々な人々と出逢いながら今、自らの音を探す旅を始める。――
    「赤ちゃんと僕」「しゃにむにGO」の作品を持つ羅川先生の新しい連載作品。
    この物語は簡単に説明してしまうと、音を絵で表現している漫画。それがどれ程難しい事なのか分かるからこそ、本当に音色が聞こえて来る様な錯覚をもたらす「ましろのおと」は評価が高い。視覚で音を連想させる独特な世界観に圧倒されるとしか言い様がない。
    まるで自分が彼等の前で観客として佇んでいる様な、音を絵で追う毎に身震いしてしまう津軽三味線のお話。
    「ちはやふる」や「三月のライオン」が好きな方は是非手に取って頂きたい。

    『ましろのおと(1) (講談社コミックス月刊マガジン)』より引用

    • 引用ここから ”想い”の強さは知ってるが知らないがの違いだ。 引用ここまで
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    ――県外の高校に進学した卑屈で弱気なピッチャー、三橋廉。見学するだけと訪れたものの強引に入部させられたのは、全員一年生(くせ者揃い)に女監督(コワイ)という創設まもない野球部だった。オレらのエースは暗くて卑屈。勝つために、弱気なエースのために。行け、オレら! 読むと為になり、しかも血沸き肉躍り涙する。絶対に面白い本格高校野球漫画!――
    中身は大変面白いが、やはり絵柄で敬遠されがちな漫画。しかし本を開いてみれば今まで読まずに居た事を後悔する程ぐいぐい読まされてしまう。スポーツを主軸にした作品の場合、大抵主人公が強気、自信満々、恵まれた才能を持つ……と言った設定が多いものの、この作品は全く逆。主人公は驚く程内気で引っ込み思案、自信等微塵も持ち合わせていない。対して、そんな気弱ピッチャーの捕手を担う冷静で寡黙だが短気の阿部。全く異なる性格の二人が、チームメイトを通し、試合を重ねる毎にどう成長して行くのか。他の登場人物も純粋で、それぞれの「野球が好きで堪らない」と言う気持ちが強く伝わって来る。努力や成長の過程もきちんと描かれており、主人公が少しずつ信頼を寄せられて行く展開に胸が熱くなってしまう。
    天才ではない、ただ野球好きの選手達が青春を繰り広げる、スポーツ作品を初めて読む初心者におすすめの野球漫画。

    『おおきく振りかぶって(1) (アフタヌーンコミックス)』より引用

    • 引用ここから 捕手が投手につくした分を、投手は信頼で返すのよね。信頼されるっていいもんでしょ。 引用ここまで
    • 引用ここから オレは三橋の弱気は変えられないと思ったし、変らなくていいと思った。友達になるわけじゃない。オレのサインに首さえ振らなきゃ、性格なんてどうでもいいと思ってた。「オレ」が「オレの野球」をやれりゃあいい……なんてつまらない事、どうして思ってたんだろう。 引用ここまで
  • m2716さんのまとめ

    ――人間世界に紛れ込み、人を喰らう正体不明の怪人「喰種(グール)」が蔓延る東京。平凡な大学生、金木研(通称カネキ)は喰種に襲われ瀕死となるが、移送された病院で喰種の臓器を移植された事で、半喰種となってしまう。それ以来、カネキは苦悩と恐怖に満ちた日々を送る事になり――
    放送終了後も人気沸騰中の「進撃の巨人」に次ぐであろう、最近アニメ化が決定した作品。
    表紙が綺麗。先ずその印象を受けるが、余り期待せず読む事を推奨する。表紙の絵とのギャップはあるものの、これがデビュー作だと聞かされては圧倒的過ぎる画力と言える。
    そして肝心のストーリーは新人とは思えない程構想力が高く、一話で一気に引き込まれてしまう。半分人間、半分喰種になりながらも、あくまで人として人の肉を喰らう事に抵抗するカネキの葛藤が凄まじく、またそれを際立たせる不気味で異質な世界観を、丁寧な描写、伏線、戦闘シーンにより上手く構築している。
    人肉に食欲を覚える彼等とカネキが、どう生き抜いて行くのか。充分に期待出来る作品。

    『東京喰種 1―トーキョーグール (ヤングジャンプコミックス)』より引用

    • 引用ここから 君は喰種であり……同時に人間でもあるんだ。二つの世界に居場所を持てる、唯一人の存在なんだよ。 引用ここまで
  • m2716さんのまとめ

    本作は1994年から2005年にかけて刊行されていた児童書、「地獄堂霊界通信」をコミック化したもの。
    ――「イタズラ大王三人悪」 として、ご近所ではちょっとした有名人が居る。正義感溢れる腕っ節の強いてつし、泣き虫だが機動力のある良次、物事を冷静に考える頭脳明晰の裕介の三人は、その日も中学生相手に大勝利を収める。あるきっかけで古びた薬屋の極楽堂……通称「地獄堂」に伺う事になり、水晶玉で町内の事なら何でも知っていると言うおやじに、近頃噂の「二つ池に幽霊が出る」について尋ねてしまう。「あの根元に、死体が埋まっとるのよ」返って来た答えに三人は真相を明かそうと例の木の下を掘り起こし――「なうまくさまんだ――ばざらだんかん」教わった呪文が、三人を異世界への扉を開く――世の中の見えない不思議な存在を巡る、小学生達の冒険譚。
    あらすじは地獄堂のおやじに導かれて「神仏の力」 を手に入れた三人が、異世界の存在と対峙すると言うストーリー。少年漫画の様な内容でありつつも、大人でも楽しめるホラー漫画となっており、不意におどろおどろしさを感じさせる独特な絵柄がより不気味でぞくりとする。加えて元が児童書とは思えない程、現実味のある恐怖を描く話もあり、油断しているとじわじわ迫るホラー要素にどっぷり浸かってしまう。
    しかしながらも人の内面について色々考えさせられるテーマがしっかりと表立ち、三人悪の時折見せる大人びた反応、小学生らしい純粋さや表情が読者の心をほんのりと温かくする。一押しの作品。

    『地獄堂霊界通信 1 (アフタヌーンKC)』より引用

    • 引用ここから おれだってボランティアじゃない。誰彼構わず助けようなんてこれっぽっちも思っちゃいないさ……だけど、係わり合いになった以上、目の前で駄目になっていくヤツを、放っておけない。 引用ここまで
    • 引用ここから 苦しいことや悲しいことに蓋をして、それで本当に幸せになんてなれるもんか。苦しみや哀しみも、優しさや愛とかと紙一重なんだ。暗い部分だけを一方的に切り捨てるのは傲慢だ!
      真実に耐えられない人間もいるけど……だからって、愛や正義やモラルを振り回して欲しくもないね! 引用ここまで

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