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研究社『認知言語学のフロンティア』

別府さんのまとめ

別府さんのまとめ

ジャンル : / 語学・学習

作成日 : 2014年9月3日

更新日 : 2014年9月3日

  • 概要

  • 研究社の講座シリーズ『認知言語学のフロンティア』六冊。
    出版社:<https://webshop.kenkyusha.co.jp/genre/genre0817_1.html
    ・六冊すべて、山梨正明・編。
    ・引用した目次と紹介文は研究社の個別ページから。

  • 別府さんのまとめ

    『音韻・形態のメカニズム : 認知音韻・形態論のアプローチ』
    上原聡、熊代文子

    “本巻では、日常言語の音韻・形態のメカニズムを、認知音韻・形態論の観点から考察していく。ことばの使用頻度、慣用性の度合い、等の経験的な要因に基づき、言語運用を反映することばの実在性の側面や表層形の動的なネットワークに見られる分布関係を明らかにし、音韻・形態現象の体系的な記述、説明を試みる。音韻構造、韻律構造、音素配列パターン、交替現象、音韻・形態ネットワークモデル、語形成、等の問題を取り上げ、この領域における最新の知見と研究動向を盛り込むことにより、音韻・形態研究の新たな方向を探求していく。”

     【目次】
    第1章 認知音韻論
    1.1 認知文法と音韻論
    1.2 概念的統合化と非還元主義
    1.3 カテゴリーとネットワーク
    1.4 下位レベルスキーマの重要性と適格性の原則
    1.5 音素配列規則
    1.6 音素と音韻素性

    第2章 音韻論へのネットワーク的アプローチ
    2.1 音節尾子音条件の認知文法による表記
    2.2 動詞活用変化
    2.3 有声阻害音の声

    第3章 音韻論への非還元主義的アプローチ
    3.1 ドイツ語FDの事実認識に関する齟齬
    3.2 WFDとSFD
    3.3 初頭の法則
    3.4 方言差がない場合--語彙間関係
    3.5 方言間の相違がある場合--認知的際だち度の差異

    第4章 認知語形成論
    4.1 認知言語学における語彙の位置づけ
    4.2 語彙レベルのカテゴリー化としての品詞分類
    4.3 品詞分類の普遍性から個別言語性へ
    4.4 品詞分類におけるスキーマとネットワーク

    第5章 認知形態論
    5.1 語根から接辞へ:文法化と意味・形態の変化
    5.2 形態素の形式--その規則性と頻度
    5.3 形態素の順序
    5.4 動機づけと形態素の歴史的変化

    第6章 総括と展望
    6.1 本論考の総括
    6.2 認知言語学の課題と展望
    6.3 おわりに

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    『言語運用のダイナミズム : 認知語用論のアプローチ』
    崎田智子、岡本雅史

    “本巻では、認知文法論の観点から、文法の中核となる構文現象(使役構文、結果構文、二重目的語構文、受動構文、中間構文、再帰構文、等)やイディオムなどの分析を中心に、文法の動的メカニズムを明らかにしていく。さらに、能格性・対格性、構文の拡張、構文のネットワークなど、文法現象にかかわる主要テーマを認知言語学の視点から体系的に考察する。”

    【目次】
    第1章 伝統文法から構文文法までの史的展開
    1.1 伝統文法期
    1.2 構造言語学期
    1.3 生成文法期
    1.4 認知言語学の登場
    1.5 まとめ

    第2章 認知言語学と構文文法
    2.1 認知文法の基本的な考え方
    2.2 認知文法と構文文法
    2.3 Langacker (2000) の構文文法
    2.4 言葉の創造性と構文の拡張
    2.5 動的な拡張としての類推
    2.6 まとめ
     
    第3章 態と構文
    3.1 態とは何か
    3.2 再帰表現と中動態
    3.3 他動性と自動性と構文
    3.4 まとめ
     
    第4章 格と構文
    4.1 格とは何か
    4.2 格屈折のタイプ
    4.3 格の概念
    4.4 格と対格性・能格性
    4.5 認知文法おける格標示の意味
    4.6 分裂能格性 (Split-ergativity)
    4.7 格標示の意味
    4.8 格と態の関係
    4.9 まとめ
     
    第5章 語用論的視点から見た構文の拡張
    5.1 構文と意味
    5.2 構文とスキャニング
    5.3 グローバル構文と意味の拡張プロセス
    5.4 構文の拡張と語用論的意味
    5.5 構文の拡張と再分析
    5.6 まとめ
     
    第6章 一般的展望
    6.1 これまでの文法理論に欠けていたもの
    6.2 ネットワークモデルとリンキング
    6.3 構文の動機づけと語用論的意味
    6.4 結果重視の文法からプロセス重視のオンライン文法へ

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    『概念化と意味の世界 : 認知意味論のアプローチ』
    深田智、仲本康一郎

    “本巻では、ことばの感性的、身体的側面にかかわる能力、さらにはこの種の能力を含むより包括的な認知能力を基盤とする言語現象を、認知意味論の観点から解説する。メタファー、メトニミー、イメージスキーマ変換、参照点構造、主体化、スキャニングなど、これまでの形式・構造を中心とする言語研究では扱われていない言語現象を広範に取り上げ、体系的に解説する。”

     【目次】
    第1章 認知言語学と意味論の史的展開
    1.1 伝統的な意味研究
    1.2 構造主義と生成文法の意味論
    1.3 認知意味論

    第2章 認知意味論の基本的概念
    2.1 経験基盤主義の意味論
    2.2 意味の分化とカテゴリー化
    2.3 図・地とパースペクティブ
    2.4 生態心理学から見た意味研究
    2.5 感性の意味論

    第3章 言葉の創造性と意味拡張
    3.1 言葉の創造性と認知的動機づけ
    3.2 言葉の創造性
    3.3 主体化
    3.4 文法化と意味拡張

    第4章 認知意味論の新展開
    4.1 概念化に基づく意味分析
    4.2 フレーム意味論に基づく意味分析

    第5章 一般的展望
    5.1 認知意味論から関連分野へ
    5.2 認知意味論と語用論
    5.3 認知意味論と言語習得
    5.4 認知意味論から言語教育へ
    5.5 認知意味論と言語類型論

  • 別府さんのまとめ

    『言語運用のダイナミズム : 認知語用論のアプローチ』
    崎田智子、岡本雅史

    “本巻では、言語能力の自律性を前提とする言語学のアプローチを根源的に問い直し、実際の生きた文脈における言語運用の側面から言語現象の分析を試みることにより、認知語用論の研究の新たな可能性を探っていく。具体的には、現行談話スペース(CDS)や注意のフレーム、イントネーション・ユニット、意識の流れ、新・旧情報の概念を基盤にして、談話の展開、談話構造の構築、文法の発現を可能とする認知プロセスの諸相を分析する。また、レトリックと認知語用論の観点から、日常言語の創造性、逸脱的な言語使用、発話理解、等の問題を根本的に問い直していく。”

     【目次】
    第1章 認知語用論
    1.1 認知科学における認知語用論
    1.2 言語学における従来の認知語用論
    1.3 新しい認知語用論

    第2章 認知と談話・情報
    2.1 談話とは何か
    2.2 言語の構成要素:談話と認知の言語単位
    2.3 談話を特徴づけるもの
    2.4 認知言語学から談話へのアプローチ

    第3章 認知と対話・文法
    3.1 談話における文法の創発性
    3.2 対話における言語の構築メカニズムとその認知的背景

    第4章 認知語用論から見た言語理解の諸相
    4.1 言語から発話事態へ
    4.2 話者の認知・聴者の認知
    4.3 ICMに基づく言語コミュニケーション評価

    5章 レトリックが照らす認知とコミュニケーションの相互関係
    5.1 直喩とメタファー:事態認知のグラウンディング
    5.2 メトニミー・リンクとシネクドキ・リンク
    5.3 ヘッジ表現と理解提示方略:認知の前景化としてのメタ認知
    5.4 アイロニー:認知的逸脱の発見と帰属
    5.5 発話を「理解」すること

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    『言語のタイポロジー : 認知類型論のアプローチ』
    堀江薫、プラシャント・パルデシ(Pardeshi Prashant)

    “本巻では、言語間の社会・文化的側面を含む認知様式と言語機能に基づく認知類型論の観点から、自然言語の個別性と普遍性の問題を考察する。具体的には、名詞修飾構文、名詞化構文の機能拡張と両構文の機能的連続性にみられる変異、諸言語の認知的・語用論的な基盤に関する研究成果を概観する。また、ケース・スタディとして、受動構文の機能的拡張と基本動詞の意味拡張にみられる言語間の変異を、理論面・実証面の双方の観点から体系的に分析する。”

    【目次】
    第1章 認知類型論とはどのような研究分野か
    第2章 認知類型論の観点から見た構文の連続性
    第3章 文法の認知的・処理的・語用論的基盤と文法化の方向性
    第4章 主観性を帯びる受動構文の使用に基づく言語の認知類型
    第5章 認知類型論のアプローチとレキシコン
    第6章 認知類型論:展開と総括

  • 別府さんのまとめ

    『言語習得と用法基盤モデル : 認知言語習得論のアプローチ』
    児玉一宏、野澤元

    “本巻では、認知言語学の研究パラダイムを背景にした言語習得の研究を、用法基盤モデルの観点から解説する。特に、構文の習得プロセスに焦点をおき、過剰一般化、一語発話、二語発話、軽動詞、動詞島現象、構文交替現象、構文の拡張と創造的言語使用など、言語習得にかかわる主要テーマを取り上げ、体系的に解説する。これまでの生成文法中心の言語習得観とは異なった、新たな方向を探求していく。 ”

     【目次】
    第1章 認知言語学と言語習得
     1.1 はじめに
     1.2 言語的ゲシュタルトの習得
     1.3 言語的ゲシュタルトの拡張

    第2章 初期言語発達
     2.1 言葉と身体性
     2.2 事態認知における図と地の分化
     2.3 初期言語発達の基盤と9ヶ月革命
     2.4 初期言語発達とイメージスキーマの形成
     2.5 まとめ

    第3章 構文文法と言語習得
     3.1 はじめに
     3.2 「構文」の概念
     3.3 構文の意味
     3.4 動詞と構文の相互作用
     3.5 構文の多義性

    第4章 用法基盤モデルと構文の習得
     4.1 スキーマ形成と頻度効果
     4.2 与格交替と動詞の形態的制約
     4.3 二重目的語構文の習得
     4.4 構文の拡張と免疫系における交差反応の仕組み

    第5章 言語進化への認知言語学的展望
     5.1 はじめに
     5.2 言語の進化理論
     5.3 ヒトの進化と原言語の成立
     5.4 社会の発展と言語の成立
     5.5 認知言語学から見た言語進化
     5.6 おわりに

    第6章 総括と一般的展望

    参考文献
    索 引

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