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Ruby学習者に送る10冊の本 +αです。この半年間、はじめて書くところからRubyを学習してきた私が、実際に読み通して、よかった、勉強になったと感じた本を厳選してまとめました。
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Ruby入門
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まずはRubyそのものについて学習しましょう。基礎から、応用まで。
参考:
- http://booklog.jp/q/3494
- http://blog.kentarok.org/entry/2012/05/29/230254 -
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『初めてのRuby』とリファレンスマニュアル首っ引きであれこれ書いてるうちにもの足りなくなってきたら、これを。Ruby学習者に必ず訪れるといわれる「メタプログラミング期」を、さっさと通過してしまいましょう。
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Rubyの初歩から、言語仕様の解説、テスト駆動などのベストプラクティスまで、幅広く説明した良書。ざっと読んでみるといいでしょうね。
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嫌でも使わざるを得ないので、ひと通り読みましょう。TDDでどうするかというところから解説しているよい本。
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Rails入門
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Railsについては、日本語の書籍にはあまりいいものがありません。一番最初に読むべきは、 Rails Guides http://edgeguides.rubyonrails.org/ でしょう。その上で、以下に読んだものを挙げます。
Rails一般の学習法については、以下のsecondlifeさんのエントリが参考になるでしょう
http://subtech.g.hatena.ne.jp/secondlife/20120309/1331279496 -
まずはこれから。初歩的なところからかなり深いところまでいろんなtipsが多く紹介されていて、何度も立ち返ることになるでしょう。
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Rails黎明期からあるレシピ本の最新エディション。ざっと目を通しておくぐらいで。新版とはいえ、いまでは古くなってしまった書き方なども多いので、その辺は注意
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Railsさんの気持ちをもっとよく知りたい! というひと向け。この辺を読んでおくと、Railsエコシステムを成すライブラリの挙動を追える道筋が見えてくるはず。
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その題名に反して、Railsだけにとどまらない、広く一般的なベストプラクティスへの道しるべとなってくれる本です。Vagrantでちゃんと手を動かしながらすすめていく構成が素晴しい。
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その他
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英語圏のRubyisたちの間では、自ら電子書籍としてRubyの本を書き、販売することが流行っているようです。質の高いものも多く、一読の価値あり。以下、オススメ。
Working with UNIX Processes
http://workingwithunixprocesses.com/
Rubyだから、ということはあまり関係ない、UNIXプログラミングの解説書ですが、基礎を踏まえた上でUnicornやResqueの実装を理解しようという趣旨で、実践的。
Clean Ruby
http://www.clean-ruby.com/
最近話題のDCIについて、なぜそれが必要なのか、Rubyならどう書くかというのをわかり易く解説していてよい本です。 -
まとめ
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Ruby/Railsって超簡単ですね!!1
まずはなんといってもこれ。1.8時代の本ですが、1.9の仕様もフォローしているのでだいじょうぶ。メタプログラミングについても言及あり。