ブクログ談話室

失恋もの、寝取られものでおすすめの小説を教えてください

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  • 回答数 2件
    • おすすめ教えて
語り手や主人公の男が手ひどく失恋する、もしくは恋人を寝取られる小説を紹介していただきたいです。
定義が狭くなりますが、死別や悲恋など、相手と心通じ合っていたけれど…というのは除きます。

信頼する相手に裏切られたり、自分の無力さを心底味わうような、
絶望や強い喪失感を感じさせられる作品だとなお良いです。

イメージとしては武者小路実篤の「友情」や、田山花袋の「蒲団」のような話です。
古典でも新刊でも海外文学でも、ジャンルは問いません。

どうぞよろしくお願いします。
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質問No.1392
みんなの回答・返信
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  • 名無しさん 名無しさんの回答 2011年07月06日

恋 (新潮文庫)

小池真理子 / 新潮社 / 2002年12月25日

女主人公の小説ですが、メインキャラの男が、
かなり酷い目に遭ってたのが印象的でした。
随分前に読んだので、見当はずれでしたらごめんなさい・・・
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回答No.1392-012729
コメント 1件
雀歩さん 雀歩さん 2011/07/26
遅くなりましたが、読ませていただきました。
雛子という１人の女性の喪失を、布美子と片瀬という2つの異なる性質のものとして味わうことができ、本当に心動かされました。
すばらしい本を紹介していただき、ありがとうございます。

月と六ペンス(新訳) (岩波文庫 赤254-2)

W・サマセット・モーム / 岩波書店 / 2005年7月15日

ゴーギャンをモデルとしたこの作品で、主人公（ストリックランド）が三流画家のダーク・ストルーヴの妻ブランチを寝とってしますのですが、この場面は今でも強烈で心に痛みを覚えます。是非読んでみてきださい。岩波文庫がお勧めです。
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回答No.1392-012623
コメント 1件
雀歩さん 雀歩さん 2011/07/24
ありがとうございます。遅くなりましたが、読ませていただきました。
唐突な変心のようでしたが、妻に男として愛される努力をするのではなく、彼女を救ったという恩義や愚かな自分への憐憫といった関係だけで彼女を囲い込んだツケを払わされたのだと理解しました。類まれな審美眼を持っているだけに道化であり続けることが自分を守るすべになっていたのかと思うと、なかなか切ない話です。
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