「出だし」が印象的な作品を、どんどん挙げてみて下さい。

皆さんにとって印象的な「出だし」の文章と、その作品を教えて下さい。

たとえば、
『雪国』の「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」
『吾輩は猫である』の「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」
のような感じで。

作品の有名無名は問いません。
むしろ、無名の作品の隠れた「名・冒頭文」があれば知りたいですね。

ちなみに僕は、水上勉の『飢餓海峡』が好きです。

「海峡は荒れていた。」

  • 投稿日時 : 2012-02-28 00:21:03
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  • 回答No.3051-086730
  • 名無しさん 名無し さんの回答
  • 投稿日時 : 2018-03-05 20:19:09
0
出だしが衝撃的

「ドスンッッ

明らかにロマンチックな音ではなかった。

飛び降りた私の意識は、─────」
1
“アヴォンリー街道をだらだらと下って行くと小さな窪地に出る。レイチェル・リンド夫人はここに住んでいた。まわりには、榛の木が茂り、釣浮草の花が咲き競い、ずっと奥のほうのクスバート家の森から流れてくる小川がよこぎっていた。森の奥の上流のほうには思いがけない淵や、滝などがあって、かなりの急流だそうだが、リンド家の窪地に出るころには、流れの静かな小川となっていた。”

 巧い!
 美しい自然の描写によって、読者は日常から物語の世界に一気に連れていかれます。併せて、舞台装置の配置がさりげなく説明されています。
 さらにこれに続く一文では、「レイチェル・リンド夫人の門口を通るときには、川の流れでさえも行儀作法に気をつけないわけにはいかない」と、リンド夫人の人柄がユーモアたっぷりに紹介されます。
1
“父につれられて、はじめて「忘れられた本の墓場」を訪問したあの夜明けのことを、ぼくはいまでもよく覚えている。”





 バルセロナを舞台にした愛憎劇。出だしから謎めいた雰囲気で、あっという間に物語の世界に連れて行かれます。
1
プロローグ
大地がまた身を揺すった。浅い眠りは破られ、僕はむっくりと起き上がった。


題名が月光ゲームだったので、勝手に静かな夜の月明かりをイメージしていたのです。そしたら、こんな始まり方だったので、脳内が混乱しました。
2
こんな楽しそうなスレッドがあったんですね……!
久しぶりに読み返した大好きな作品なので参加~(*´▽`*)

漫才で頂点を目指す二人組の熱い青春ストーリーです。

言えない。
なんでやねん、とは、言えない。
それが王串(おうぐし)の悩みだ。

ゼロワン/若木未生
0


かの有名な小説ですが、冒頭でいきなり

「怖いわ・・」

のセリフで始まります。
0



子どもなんてみんな、試験管で作ればいい。

少女/湊かなえ
0

「万物には魂が宿る。ミノベの信仰にはそうある。万物に魂は宿る。母体の下の口から、あるいは殻を破り、あるいは分裂し、あるいは型を抜かれ、あるいは袋に詰められ、あるいはネジをとめられ、あるいはネジと一緒に梱包され、万物の命は生まれる。そこに魂は宿る。ミノベは信じる。」

哲学書?!と思わす始まりですが、絶品のお仕事小説でした。
  • 回答No.3051-069735
  • この回答は削除されました。
0
書き出しで最近印象に残っているのは唐十郎の「サンドイッチマン」と「河童」

「昔、彼は口裂け女だった。
 自転車置場になっている阿佐ヶ谷駅のガード下で、ゲームセンターから足止めされた少年達を手招き、駅裏の病院まで追い詰め、「あたし、きれい?」と言ったことがある。
 その頃、彼はサンドイッチマンだった。」
  • しゅうこさん しゅうこ さんのコメント
  • 投稿日時 : 2014-06-02 19:29:51
「僕の兄は、河童になったと言えばいいのだろうか。それとも、河童を志していると言うべきか。
 いや、声をひそめてこう言おう。
 ――「実は、ありゃ、元々、河童だったんです」
 ある日のこと、兄は皿を一枚手にすると、善福寺池に姿を消した。」


長いんですが…
どちらも吸引力はんぱなかった。
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