ブクログ談話室
「出だし」が印象的な作品を、どんどん挙げてみて下さい。
皆さんにとって印象的な「出だし」の文章と、その作品を教えて下さい。
たとえば、
『雪国』の「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」
『吾輩は猫である』の「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」
のような感じで。
作品の有名無名は問いません。
むしろ、無名の作品の隠れた「名・冒頭文」があれば知りたいですね。
ちなみに僕は、水上勉の『飢餓海峡』が好きです。
「海峡は荒れていた。」
たとえば、
『雪国』の「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」
『吾輩は猫である』の「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」
のような感じで。
作品の有名無名は問いません。
むしろ、無名の作品の隠れた「名・冒頭文」があれば知りたいですね。
ちなみに僕は、水上勉の『飢餓海峡』が好きです。
「海峡は荒れていた。」
質問No.3051
みんなの回答・返信
- 名無しさんの回答 2018年03月05日
出だしが衝撃的
「ドスンッッ
明らかにロマンチックな音ではなかった。
飛び降りた私の意識は、─────」
「ドスンッッ
明らかにロマンチックな音ではなかった。
飛び降りた私の意識は、─────」
回答No.3051-086730
- シャクナゲとエビネさんの回答 2018年03月03日
“アヴォンリー街道をだらだらと下って行くと小さな窪地に出る。レイチェル・リンド夫人はここに住んでいた。まわりには、榛の木が茂り、釣浮草の花が咲き競い、ずっと奥のほうのクスバート家の森から流れてくる小川がよこぎっていた。森の奥の上流のほうには思いがけない淵や、滝などがあって、かなりの急流だそうだが、リンド家の窪地に出るころには、流れの静かな小川となっていた。”
回答No.3051-086705
- シャクナゲとエビネさんの回答 2018年03月03日
“父につれられて、はじめて「忘れられた本の墓場」を訪問したあの夜明けのことを、ぼくはいまでもよく覚えている。”
バルセロナを舞台にした愛憎劇。出だしから謎めいた雰囲気で、あっという間に物語の世界に連れて行かれます。
バルセロナを舞台にした愛憎劇。出だしから謎めいた雰囲気で、あっという間に物語の世界に連れて行かれます。
回答No.3051-086703
- P(^∀^)Pさんの回答 2018年03月03日
プロローグ
大地がまた身を揺すった。浅い眠りは破られ、僕はむっくりと起き上がった。
題名が月光ゲームだったので、勝手に静かな夜の月明かりをイメージしていたのです。そしたら、こんな始まり方だったので、脳内が混乱しました。
大地がまた身を揺すった。浅い眠りは破られ、僕はむっくりと起き上がった。
題名が月光ゲームだったので、勝手に静かな夜の月明かりをイメージしていたのです。そしたら、こんな始まり方だったので、脳内が混乱しました。
回答No.3051-086700
- あけぼ乃さんの回答 2017年01月30日
こんな楽しそうなスレッドがあったんですね……!
久しぶりに読み返した大好きな作品なので参加~(*´▽`*)
漫才で頂点を目指す二人組の熱い青春ストーリーです。
言えない。
なんでやねん、とは、言えない。
それが王串(おうぐし)の悩みだ。
ゼロワン/若木未生
久しぶりに読み返した大好きな作品なので参加~(*´▽`*)
漫才で頂点を目指す二人組の熱い青春ストーリーです。
言えない。
なんでやねん、とは、言えない。
それが王串(おうぐし)の悩みだ。
ゼロワン/若木未生
回答No.3051-082146
- slow-futureさんの回答 2014年11月08日
「万物には魂が宿る。ミノベの信仰にはそうある。万物に魂は宿る。母体の下の口から、あるいは殻を破り、あるいは分裂し、あるいは型を抜かれ、あるいは袋に詰められ、あるいはネジをとめられ、あるいはネジと一緒に梱包され、万物の命は生まれる。そこに魂は宿る。ミノベは信じる。」
哲学書?!と思わす始まりですが、絶品のお仕事小説でした。
回答No.3051-071444
- しゅうこさんの回答 2014年06月02日
書き出しで最近印象に残っているのは唐十郎の「サンドイッチマン」と「河童」
「昔、彼は口裂け女だった。
自転車置場になっている阿佐ヶ谷駅のガード下で、ゲームセンターから足止めされた少年達を手招き、駅裏の病院まで追い詰め、「あたし、きれい?」と言ったことがある。
その頃、彼はサンドイッチマンだった。」
「昔、彼は口裂け女だった。
自転車置場になっている阿佐ヶ谷駅のガード下で、ゲームセンターから足止めされた少年達を手招き、駅裏の病院まで追い詰め、「あたし、きれい?」と言ったことがある。
その頃、彼はサンドイッチマンだった。」
回答No.3051-068263
- mikasasanさんの回答 2014年03月30日
人を殺した人間には、かつて一度しか会ったことはない。ちょうど四十歳という年齢でひとり。それでも、めったにない経験だろうな。とくにおれたち平凡なサラリーマンにとっちゃ。それがきょうは、あやうくふたりめを見るはめになるところだった―ー。
短編集に収録された「台風」の冒頭です。
回答No.3051-066679