ブクログ談話室

「出だし」が印象的な作品を、どんどん挙げてみて下さい。

    未回答
  • 回答数 48件
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皆さんにとって印象的な「出だし」の文章と、その作品を教えて下さい。

たとえば、
『雪国』の「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」
『吾輩は猫である』の「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」
のような感じで。

作品の有名無名は問いません。
むしろ、無名の作品の隠れた「名・冒頭文」があれば知りたいですね。

ちなみに僕は、水上勉の『飢餓海峡』が好きです。

「海峡は荒れていた。」

質問No.3051
みんなの回答・返信

『「チヨダ・コーキの小説のせいで人が死んだ」その日の天気は、快晴だった。』

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回答No.3051-030994
コメント 1件
回答ありがとうございます。

これは、作者名は聞いたことがあるのですがまるきり未読ですね。
ご紹介いただいたので、せっかくですので読んでみます。

しかし不思議な出だしだなあ。
「親讓りの無鐵砲で小供の時から損ばかりして居る。」


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回答No.3051-030980
コメント 3件
回答ありがとうございます。

これはしたり、最初に質問の文章を書いた段階で思いつきませんでした。
この機会に読み返してみようと思います。
mikiqさん mikiqさん 2012/03/04
「吾輩は猫である」の方も有名ですよね。でも、私はこちらの方が好きですね~。
yuu1960さん yuu1960さん 2012/03/17

天使のウインク

橋本治 / 中央公論新社 / 2000年4月1日

この書きだしに騙されてしまいますが、この後に続くのは、親の愛情を受けなかった所為で情緒不安定な子供の姿だと橋本治さんが書いています。
読み返してみると、確かに、これほどの目くらましの冒頭文はないなと思います。
「港の空の色は、空きチャンネルに合わせたTVの色だった。」
(ちなみに港とは、千葉港です。)


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回答No.3051-030979
コメント 2件
回答ありがとうございます。

これはタイトルしか知らなかったな~。
SFはほとんど未知のジャンルに近いのですが、読んでみようと思います。
mikiqさん mikiqさん 2012/03/04
SFの方では、けっこう有名な出だしです。ちなみに第一章のタイトルは「チバ・シティ・ブルース」です。
ママンが死んだ。

なんだこれは,と思いながら,いつのまにかカミュの愛読者になっていました。
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回答No.3051-030925
コメント 1件
回答ありがとうございます。
不覚にも未読でした。ぜひ読んでみようと思います。

それにしてもこの出だし、ホントに「なんだこれは」ですね。

【私があの男と初めて出会ったのは私がまだのっぺら坊であった頃の話だ。】

 三文怪談作家の「くもはち」と、のっぺら坊の挿絵画家「むじな」が、飯の種を求めて明治の御世に起きた不可思議な事件に首を突っ込んでいく幻想的連作集。
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回答No.3051-030920
コメント 1件
回答ありがとうございます。
この本、タイトルは知っていましたがまだ未読でした。今度チェックしてみます。
大塚英志の小説は『木島日記』以来になりますね。
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回答No.3051-030838
コメント 1件
なるほど、そういえばこれも名作ですね。
太宰というとどうしても『人間失格』の「恥の多い人生を送ってきました」が印象深く残っていたのですが、あれは出だしではないんですよね(笑)

それはそうと走れメロス、教科書でも読みましたが、人間失格とは全然違った物語世界に驚いたものです。

短編集、家にあるのでまた読もうかな。



「春が二階から落ちてきた」
というフレーズが印象に残っています。
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回答No.3051-030666
コメント 4件
ご回答ありがとうございます。
伊坂幸太郎、名前はよく聞いていたのですが、この間はじめて別の作品を読みました。
作品が面白いだけでなく、出だしの分までイカしてるなんて、にくいですね……(笑)

これもいずれ是非読ませて頂きます。
伊坂さんは仙台を拠点に執筆活動しているのですが、私自身が宮城出身なので、小説に出てくる仙台の描写に「うんうん」頷きながらいつも読んでます。

ちなみに何を読まれましたか?個人的には「砂漠」が好きです。
お返事遅れました、僕が読んだのは『死神の精度』です。
それまであまり地域の描写がなかったのに、唐突に宮城県の名前が出てきたのですが、作者にとっても馴染みのある土地だったのですね。
映画の冒頭も、本の雰囲気を壊さずに作られていて印象に残ってます。
綿矢りさの『蹴りたい背中』の冒頭がすごく印象に残っています。

「さびしさは鳴る。」

(図書館で借りて読んだため、手元に本がなく文字等間違っていたら申し訳ありません…)

蹴りたい背中

綿矢りさ / 河出書房新社 / 2003年8月26日
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回答No.3051-030635
コメント 1件
ご回答ありがとうございます!
出ましたね、なつかしの話題作。
作者も当時は高校生とかって騒がれていたと思いますが、もうあれから8年も経ったんですね~。

出だしチェックとあわせて、ぜひ読みたいと思います!
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