ヴィスコンティ映画のような貴族的で耽美で破滅的な雰囲気のBL漫画ってありますか？

本仁戻さんの『耽美主義』の中に入っていた『ロマンティック』のような作品をイメージしてます。（とことん禁欲的に苦悶するこの漫画、まさにヴィスコンティ的！！しかも破滅的な最後がこれまたものすごくいい！！）こんな漫画あったのか・・・と衝撃を受けるとともに、自分が知らないだけで他にこういうのあるのかしら？と思った次第です。（お願い、『グラン・ギニョール』の連載、早く再開して～っ！！（叫））

BLと書きましたが、BL漫画じゃなくても全然構いません。(何となくBLに多そうかな？と思ったので、BLと書いただけです。）

ヴィスコンティ映画が好き、もしくは見たことがあるという方からのお薦めをお待ちしております。（あの映画を見たことない人にはイメージは伝わらないかと思いますので。ちなみに私が好きな作品は『ルートヴィヒ』、『ヴェニスに死す』、『地獄に堕ちた勇者ども』、『山猫』、『夏の嵐』、『イノセント』、『家族の肖像』です。ルートヴィヒのエリザベートへの愛、アッシェンバッハのタッジオへの愛、マーティンの母親への愛、サリーな公爵や教授の自分と若者への対比、リヴィアの最後の決断、トゥリオの悲劇的な最後、こういうところにツボがはまって、琴線に触れてます。）


＜追記＞
耽美・退廃というと世間一般ではピアズリーをイメージするかもしれませんが、ピアズリーは私にとってはグロでしかなく、耽美ではありません。アラステアの方が耽美です！！クリムトはOKだけどエゴン・シーレはNG。この差がわかってもらえるでしょうか？（苦笑）

＜追追記＞
悲劇的かつ破滅的な結末の話をお薦めいただきたく、お願いします！！運命の歯車がぐるぐる回っている感じです！！そして大人の話でお願いします。（ヴィスコンティ映画って大人の映画ですし、いわずもがなのご本人が大貴族出身の方で、エキストラに本物の貴族使ったり、ブルガリの宝石使っちゃうような人なので、その辺りをお察しいただいて、ご紹介いただけるとありがたいです。）

色々条件付けて申し訳ないです。どうぞよろしくお願いします。