ブクログ談話室
いい翻訳を選ぶコツ
先日、『高慢と偏見』を岩波文庫版で読んでいたところ、あまりに読みにくいのでAmazonで検索してみると、「訳がよろしくない」というレビューが複数あり、がっくりして岩波版で読む気が失せてしまいました。
(いずれ、他の翻訳者さんの版で再チャレンジしたいと思っています。内容は面白かったので)
いい翻訳・翻訳者を、みなさんはどのように見分けていますか?
何かコツ等はありますでしょうか?
また、もっともっと翻訳本を読んでみたいと思うような、翻訳に関する面白い経験・エピソードがあれば教えてください。
追記:中野康司・訳の『高慢と偏見』(ちくま文庫)を図書館から借りてきました!
まだ冒頭しか読んでいませんが、あまりにサクサク読めてびっくりしています。これからどんどん読み進めていきたいと思います♪
質問No.4248
みんなの回答・返信
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yurinippoさんの回答 2012年10月23日
買う前に少しだけ読んでみれば、読みやすさは分かると思います。
ただ、読みやすい=良い翻訳とは限らないのが難しいところ。
例えばどうしても日本語にない言葉ってあります。大抵は、原文に忠実に訳せば日本語は読みにくくなるし、読みやすさを優先すると正確さは損なわれます。トレードオフですね。
学生時代、そんな翻訳の不可能性について書かれた外国語の文章を日本語に翻訳する、というメタな授業がありました。
ただ、読みやすい=良い翻訳とは限らないのが難しいところ。
例えばどうしても日本語にない言葉ってあります。大抵は、原文に忠実に訳せば日本語は読みにくくなるし、読みやすさを優先すると正確さは損なわれます。トレードオフですね。
学生時代、そんな翻訳の不可能性について書かれた外国語の文章を日本語に翻訳する、というメタな授業がありました。
回答No.4248-046038
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ほしなみさんの回答 2012年10月22日
翻訳の良さに関しては色々な考え方があると思うのですが、私は(あれば)その本の訳者あとがきや、古い本なら訳者への解説を先に読んでしまいます。訳者の方の作品に対する姿勢や雰囲気が分かるので…。無い事も多いですが;
敢えて直訳を恐れない翻訳というのも素敵です。
敢えて直訳を恐れない翻訳というのも素敵です。
回答No.4248-045982
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イトユリさんの回答 2012年10月20日
自分が好きな作家(私であれば村上春樹さん)が訳している翻訳本を選びます。
自分が好きな言葉のスタイル、流れ、感覚なので
しっくりからだに入ってきますよん。
自分が好きな言葉のスタイル、流れ、感覚なので
しっくりからだに入ってきますよん。
回答No.4248-045843
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chacha0311さんの回答 2012年10月19日
「高慢と偏見」というより私はやはり「自負と偏見」です。
中野好夫の翻訳は、見事というほかない自在闊達な日本語訳だと思いますが、あまり使用されない高尚な日本語(たとえば自負もそうですが)が使用されているので、苦手といえば苦手な人もいるのかもしれませんね。私は中野訳と言うだけでその作品を購入して読んでしまうほど惚れています。
中野好夫の翻訳は、見事というほかない自在闊達な日本語訳だと思いますが、あまり使用されない高尚な日本語(たとえば自負もそうですが)が使用されているので、苦手といえば苦手な人もいるのかもしれませんね。私は中野訳と言うだけでその作品を購入して読んでしまうほど惚れています。
回答No.4248-045828
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kumakuma10さんの回答 2012年10月19日
抽斗さんが質問者でびっくり…でも納得!
オースティンは岩波文庫では確かにオススメできないかも…「エマ」も悪訳で、とても苦労しました。
他の方のご意見にあったように、オースティンはちくま文庫が一番いいと思います。訳者も統一しているので…。
あと確かに新訳もいいと思います。Amazonではけっこうたたかれていますが、光文社や河出など、最近外国ものに力を入れているところをチェックするのもいいかと。
オースティンは岩波文庫では確かにオススメできないかも…「エマ」も悪訳で、とても苦労しました。
他の方のご意見にあったように、オースティンはちくま文庫が一番いいと思います。訳者も統一しているので…。
あと確かに新訳もいいと思います。Amazonではけっこうたたかれていますが、光文社や河出など、最近外国ものに力を入れているところをチェックするのもいいかと。
回答No.4248-045777
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Pipo@ひねもす縁側さんの回答 2012年10月18日
いい悪いでいえば、「致命的なエラーがない」翻訳は、いい翻訳といえると考えています。あとは戯曲と同じで、原文に対する訳者の演出=翻訳が読者層にフィットしているか、ひいては自分の好みかどうかがポイントではないでしょうか。だから、時代劇調の訳文でも、ラノベ調の訳文でも、どれもアリだと思っています。
↓今読んでますが、面白いですよ。
↓今読んでますが、面白いですよ。
回答No.4248-045757
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深川夏眠さんの回答 2012年10月18日
英文はこの人、仏文なら……という好みが固まるまで
試行錯誤するしかないかもしれません。
たまたま手にした本の訳文に魅力を感じて、
複数の版があればその翻訳家さんを優先する癖はつきました。
阿部知二訳で先にこちらを読んでいたので『高慢と偏見』も。
試行錯誤するしかないかもしれません。
たまたま手にした本の訳文に魅力を感じて、
複数の版があればその翻訳家さんを優先する癖はつきました。
阿部知二訳で先にこちらを読んでいたので『高慢と偏見』も。
回答No.4248-045733
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kaizenさんの回答 2012年10月18日
いい翻訳といえば
海外では内容などの関係であまり読まれなくなっているらしい。日本では読み継がれている。
ドリトルが do littleだというのを知ったのは、中学校になって原書を手に取ってから。手にとったものの完読できていません。
翻訳ものは、3種類読むか、原書を読むか、漫画・映像作品・舞台のいずれかを見るのをお勧め。
海外では内容などの関係であまり読まれなくなっているらしい。日本では読み継がれている。
ドリトルが do littleだというのを知ったのは、中学校になって原書を手に取ってから。手にとったものの完読できていません。
翻訳ものは、3種類読むか、原書を読むか、漫画・映像作品・舞台のいずれかを見るのをお勧め。
回答No.4248-045722
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名無しさんの回答 2012年10月18日
面白い翻訳で有名なのは、I Love youを月が綺麗ですね。と訳した物でしょうか。これはあまりにも有名すぎて作品名や翻訳者を忘れました。すみません……
選ぶコツは、書店に行ったら数ページ読んでみるか、ブクログ等で感想を見るかくらいでしょうか。
個人的に下の作品は面白かったです。オチは弱いですが。
選ぶコツは、書店に行ったら数ページ読んでみるか、ブクログ等で感想を見るかくらいでしょうか。
個人的に下の作品は面白かったです。オチは弱いですが。
回答No.4248-045718
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名無しさんの回答 2012年10月18日
あるかけ言葉の翻訳が「いざ鎌倉」だったのは少々首をかしげました。イギリスなのに…
あまりに日本に近づけてるものや、文章が読みづらいものは翻訳が上手くないなと判断しています。
あとはやはり美しい文章かどうかですね。
私は、オースティン作品は『高慢と偏見』で全制覇なので、少し親近感をおぼえました(笑)
中野さん訳(ちくま文庫)がオススメです。
あまりに日本に近づけてるものや、文章が読みづらいものは翻訳が上手くないなと判断しています。
あとはやはり美しい文章かどうかですね。
私は、オースティン作品は『高慢と偏見』で全制覇なので、少し親近感をおぼえました(笑)
中野さん訳(ちくま文庫)がオススメです。
回答No.4248-045716
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