私は友達が一人もいないにもかかわらず、友情物語に感動してしまった事があります。特に、「世界名作劇場」作品の一つである『ロミオの青い空』（原作の題名は『黒い兄弟』）という作品がお気に入りです。どんなに苦しい事にも負けず、強く生きていく煙突掃除夫の少年達の物語に感動しました。
それに比べて、私の場合は友達ができても、だまされたり、いじめられたり、裏切られたりしました。大学卒業前に大きな病気にかかってしまったのが原因で、友達が一人もいなくなってしまった事もありました。大学を卒業しても、なかなかしっくりくる友達がいません。
「友達って何だろう？」何度そう思ったかわかりません。たった一人で生きていった方がよっぽどマシだと思っているのですが、私の心のどこかにたった一人でもいいから永遠の友達がほしいという思いが少しだけありそうな気がしてなりません。
そこで思ったのですが、感動の友情物語といえば、どんな作品がありますか？あれば教えてください！
ちなみに私は、倉橋燿子さんの『風の天使（エンジェル） 心の扉が開くとき』を紹介します。「風子（ふうこ）」という名前の通り、風のような女の子との出会いで、主人公の沙也果（さやか）が少しずつ明るくなっていく姿に感動しました。

それから、先ほど挙げた『ロミオの青い空』と『黒い兄弟』も紹介します。これからもずっとずっと大好きでいたい作品です。