小説・マンガに限らず、恋愛要素が薄い作品が好みです。
ところが、最近冷やかしで読んだBL作品の告白シーンに、不覚にも胸のときめきがおさまりません。

そこで皆さんおすすめの小説・マンガのすごいと思えるような告白シーンを教えてください。ライトな感動が好まれる昨今ですが、読者が恥ずかしくて眼をそらしたくなるような、そんな名シーンを読んでみたいです。

ちなみに、投稿者が読んだ中で、告白の名シーンというと、鉄板ですが真っ先にこれが浮かびます。

アンドレの献身に応えるオスカルの告白シーン。「それでも愛しているか!?愛してくれているか!?生涯かけてわたしひとりか!?わたしだけを一生涯愛しぬくとちかうか!」の情熱的なセリフに続いた、「生まれてきてよかった・・・！」という述懐が胸にしみます。

冷やかしで読んだこの作品。BLなめてました、すみません。

正直、突っ込みどころの多い作品と思います。ですが、長い両片想いを経た4巻の主人公カップルの告白シーンの、セリフ廻しこそ凡庸ですが、表情や仕草の一つの一つの繊細な描写にはひきつけられました。何より、人と人が出会って変わっていくことの幸福感を感じます。告白後の40ページに渡る長大なラブシーンも読者サービスというより、作者が描きたいことを描ききった結果なのでしょう。