ブクログ談話室

複数の作者によって書かれた小説ってあるのでしょうか?

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前提として、小説とは、作者のパーソナリティが大きく反映される・せざるを得ないものだと考えています。

小説を読んでいると、しばしば、登場人物の言葉遣いや経験、価値観について、登場人物のそれではなく、作者のそれを読んでいるように感じます。

小説には現実と大きく異なる点があります。いずれも、複数の登場人物が出てくることは共通していますが、小説では、彼ら・彼女らの根源である人格を生み出しているのは、本質的に、作者一人なのだという点です。いっぽう現実とは、複数のパーソナリティが交差するものです。

もちろん、複数の登場人物のパーソナリティを使い分けることが上手な作者もいます。それでも、登場人物が作者のパーソナリティから離れるほど、どこかぎこちなさが現れてきやすくなるものです。

そこでふと、複数の人が話作りに参加したような小説なら、一人の作者の経験・価値観という限界を超えることができ、面白いのではないかと思いました。複数の作者によって分担して書かれ、しかし1つの話として統合されている、そういう小説はないでしょうか。

理想的には、各登場人物が分業されているというのがあるといいと思っていますが、もしくはたとえば、オムニバスで分業されているとか。

しかし、そのような作品はそもそも存在するのでしょうか……?
なにか関連するものをご存知であれば、教えてください。
質問No.7530
みんなの回答・返信

  • 名無しさん 名無しさんの回答 2017年06月19日
女性二人の共作

原案・夫 執筆・妻

女たちの審判

紺野仲右ヱ門 / 日本経済新聞出版社 / 2015年2月20日


「作者のパーソナリティ」って、どこまで分かりますか?
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回答No.7530-083398
求められているものに合ってるかどうかはわかりませんが…


一つの話の主人公たち男女の、それぞれの視点で書かれています。
青では男性、赤では女性が主人公となり、赤と青二冊で一つの話になるというか。面白い試みです。
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回答No.7530-083384
  • 名無しさん 名無しさんの回答 2017年06月17日
求めているのとは違う気がしますが、「複数の作者によって書かれた本」で一番に浮かんだのはこちらです。
複数の作者によって書かれたいわゆるリレー小説です。
ミステリーですからラストの芦辺拓さん大変だっただろうな、と読んでいて感心したものです。
個々のパートでそれぞれの作風がみえますし、ミステリーとしては微妙でも試みは面白いです。
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回答No.7530-083383


原作者が亡くなり、そのシリーズ続編を複数の作家が書き続けているもの。



こちらはいとこ同士の2人で1冊を執筆しているもの。どこからどこまでは、公開されてません。
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回答No.7530-083378
  • 名無しさん 名無しさんの回答 2017年06月17日
下でも紹介されていた『キャプテンサンダーボルト』は、有名な作家が二人で書いたことで話題になりましたが、作品としての完成度も高く、おもしろかったですよ。

あとは、少し古いけどこちらも名前のとおり、作者は二人です。複数の著作がありますが、今は個別に活躍されています。
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回答No.7530-083377
  • 名無しさん 名無しさんの回答 2017年06月17日
純文学の人とエンタメの人の共作。確か一章ずつ交代で書いたらしいですが、読んでいて違和感はほぼないです。


兄弟で活動されている珍しい作家さんです。


こちらも有名作家の共作。

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回答No.7530-083376
  • 名無しさん 名無しさんの回答 2017年06月17日


求めてるのとはちょっと違うかも知れませんが
執筆中に亡くなり未完となった作品を婚約者である
浅野里沙子さんが完成させました
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回答No.7530-083374
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