読書のすすめ。読書に取り組むまえに、本を手に取るまえに

「本の収納と保管」

本の収納方法。本棚。

 本の収納と保管について気に留めておいたほうがよいことがいくつかあります。

1. 本の整理と収納

 まずは洗濯物をたたむように、本をきれいに整理するのが大事です。本と本の大きさを揃えて本棚に並べてみましょう。棚の見かけが綺麗になるだけではありません。まとめるだけで本棚の段数を増やしたり、本棚の奥行きを利用してもう一段を手前に並べることができるので、整理がかなり進みます。同じ著者を並べるときに文庫本や単行本など、大きさ(判形)が違うものがありますが、それらもできる限り同じ大きさ同士で並べていくと本棚が綺麗になります。
 本棚以外に本を置くこと、特に本を平置きにして地べたに積んでいくことだけはできるかぎり避けましょう。下の本がとりにくくなるばかりか、重みと厚みによって本が変形したり、表紙が痛んでしまいます。本の置き場がなくなってきたときには、読まない本を選んでできるかぎり早めに間引いておきたいものです。
 読まない本をダンボールなどに入れて保存するときは、湿気のない場所、そして違う大きさの本を混在させないように注意しましょう。カビたり、痛みやすくなります。
 倉庫やトランクルームを使って有料で本を預けておくこともできます。手に取らないけれども手放したくない、という本は保管サービスを使うのもいいかもしれません。

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2. 本棚の選び方

 本棚には色々なサイズのものがあります。もし今から本棚を買うなら、まず自宅に文庫本・単行本・雑誌など、どの大きさの本が沢山あって、どれくらい並べるかを最初に考えておきましょう。持っている本の量や種類によって、自宅に合う本棚、合わない本棚があります。
 本棚の多くは、棚板を支える金具(棚ダボ)の高さを変えることで段ごとの高さや棚段数を変えられます。ですから並べる本の大きさや冊数によって棚の高さや段数をこちらで変えることができます。でも文庫をたくさん入れようと思うと段数が足りなかったり、雑誌をたくさん入れようとすると棚段をもてあましてしまう。ということがあります。
 蔵書に応じて本棚を選ぶといいでしょう。少ない本をかっこよく並べられるデザイン性豊かな本棚も増えてきています。また雑誌を場所をとってでもうまく保管したい人は、雑誌専用の「マガジンラック」「マガジンシェルフ」「キャビネット」などもあるので、こちらを探してみるのもよいでしょう。

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3. 本の保管

 大事な本はできるかぎり大切に保管しておきたいもの。室内で本を保管するとき、いくつかのことに注意しておきましょう。

・太陽の光(紫外線)に注意
 太陽の光が当たりやすいところに本・本棚を置かないほうがいいでしょう。紫外線によって、本に変色(日焼け、ヤケ)が起こることがあります。蛍光灯のごく近くに長く置き続けても変色することがあります。古書店や愛書家のかたは「パラフィン紙」もしくは「グラシン紙」で本を包み、変色を防いでいます。大事にしたい本は、そうやって念入りに保管してもよいでしょう。

・湿気に注意
 カビの原因になるので、湿気のある場所に本を置くのも避けましょう。部屋の換気をマメに行ったり、除湿機を使うことも対策になります。

・本の痛みに注意
 本を縦に並べている上に、むりやり本を横置きするようなことは避けましょう。ほこりも定期的に払っておくとよいでしょう。虫やダニが集まるきっかけになります。

地震対策。突っ張り棒。

4. 地震対策

 本はとても重いので、地震で本棚と一緒に倒れてしまうと大変危険です。寝室では本棚も含め、倒れるような家具を置かないほうがよいでしょう。
 本棚を倒れにくくするための防災グッズはたくさんあります。ストッパー、突っ張り棒、本の落下防止テープなど、家具用のそれぞれを併用し、日頃から備えをしっかりしておきましょう。

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