被災ママに学ぶちいさな防災のアイディア40

著者 :
  • 学研プラス (2017年2月7日発売)
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本棚登録 : 251
レビュー : 21
5

図書館で目について借りてみたけど、防災入門にとてもいいので買い置きたいかも。

乳児のいる3人暮らしの作者が宮城で東日本大震災を被災。自宅でライフラインが回復するまでの1ヶ月と、その後も続く防災の心がけをエッセイコミックと文章・挿絵で構成している。

防災というと避難所生活と思いがちだった私。そうか自宅で復旧を待つことになったりもするのかと、いろいろな被災状況を考えるきっかけになった。

2017年に出版されたことで、その後の糸魚川の火災・熊本地震・ミニマリストの防災などにも触れられていて役立った。作者は防災士の資格も取ったらしい。すごい。

普段から備蓄をしておく、自分の場合を想定しておくということが参考になる。小さい子のいるうちのような家庭は特におすすめできる。
普段使うポーチにいざというときのものをまとめておくのをすぐにまねした。他も徐々に用意したいな。

何より本文デザインがすばらしい。とっつきやすくわかりやすい絵のタッチ、重くなりすぎないエピソードの描き方、黒と黄色の2色刷りでおしゃれかつ防災っぽさ、イラストと本文の量のバランス、堅くなく読みやすいフォント。
‪被災エッセイだとけっこう重くなりがちで読むのが辛かったりするんだけど、それが回避されてる。防災情報実用書としても活用できそう。
イラストレーター・編集者・装丁家の仕事が相乗効果で読みやすい、手元に置いておきたい本。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 借りた本
レビュー投稿日 : 2017年6月2日
            読了日 : 2017年6月1日
      本棚登録日 : 2017年6月2日

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