日露戦争が変えた世界史―「サムライ」日本の一世紀

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レビュー : 2
著者 :
OOつさん 日本史   読み終わった 

最近は知りませんが私の学生時代は日露戦争とは、日清・日露・太平洋戦争と
ただ日本が領土的野心から起こした自己中心的な愚行の一連の流れとして
教えられてきました。

自国の植民地化を防ぐ為の防衛行為さえも自己中心的だとすればそんな見方も
あるかも知れませんが世界史において日露戦争はその何十倍も重要な意味を
持っている事を本書は教えてくれます。

アジア諸国の独立時の指導者の多くが少年・青年期にこのニュースに強い衝撃を
与えられ、次は自分達の番だと決意した事。
初めて自分の思い通りにならない有色人種国家を前に欧米の大国がとった行動。
その結果としての第二次世界大戦、そして戦後のアジア諸国の独立。

本書では日露戦争を当時の時代背景、戦史、日本史、世界史と多方面から捉える
事により日本と世界の関わりを解説しています。

この戦争が良くも悪くも日本を、そして世界を大きく変えていった事がよく分かります。
世界史が白人にとってのみの歴史から真の意味での世界史となる始まりの瞬間。
是非多くの方に読んでもらいたい一冊です。

レビュー投稿日
2008年7月21日
読了日
2008年7月21日
本棚登録日
2008年7月21日
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