心がきゅーっとなると同時に、
心が洗われていく作品。
震災孤児となってしまった3兄妹が
養子として引き受けてくれたゼロ先生と共に
成長していく物語。
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仕事の思想 なぜ我々は働くのか (PHP文庫)
- 田坂広志
- PHP研究所 / 2003年9月1日発売
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働いている今こそ、皆さんに読んで欲しい本だと感じました。
2021年4月20日
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時をかけるゆとり (文春文庫 あ 68-1)
- 朝井リョウ
- 文藝春秋 / 2014年12月4日発売
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本当に読みやすいエッセイでした。
吹き出して笑うようなエピソードがとても多くどんどん引き込まれていきました。
2021年6月1日
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阪急電車 (幻冬舎文庫)
- 有川浩
- 幻冬舎 / 2010年8月5日発売
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とてもとても気持ちがほっこりした1冊でした。
1話が短編ながらも、本全体で物語の繋がりもあり、読みやすいところも大変よかったです。
映画もレンタルか何かで見ることにしました。
一人一人の人間性を著した物語です。
2021年4月8日
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それでも、日本人は「戦争」を選んだ (新潮文庫)
- 加藤陽子
- 新潮社 / 2016年6月26日発売
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私自身、過去の戦争に対して
『なぜ日本人はこれらの戦争に対しての反省の意識が低いのか?』というのを常々感じていました。
日本人自体の生活の苦しみなどで上書きされ、正確な事情を把握できていなかったという事実があり、今に至るのだと痛感しました。
この本には様々な側面から戦争の事実が描かれていて、とても勉強になりました。また同時に、これらの戦争に対して否定的・冷静な考えを持っている人たちもいたのだと、知ることができてよかったです。
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ヤマケイ文庫 原野から見た山
- 坂本直行
- 山と渓谷社 / 2021年2月10日発売
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十勝 広尾から見た日高山脈に感銘を受けた坂本直行氏の生涯での登山記が中心の内容です。道内の自然の雄大さ・様々な山の違いが文章から感じられ、どんどん引き込まれていく作品でした。
一時期、十勝に住んでいた私としても馴染みのある景色の挿絵が時折含まれており、それもまた良かった。
2021年3月5日
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国土と日本人 - 災害大国の生き方 (中公新書 2151)
- 大石久和
- 中央公論新社 / 2012年2月24日発売
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今の国土の現状を歴史上、また各国との比較の上で、素人の私にもわかりやすく解説されていました。
災害大国であるこの国で、いかにしてこの国土からの恩恵を享受しながら生きていくのかを考える作品でした。
2021年2月22日
著者2人のそれぞれの大阪での生活を元に書いたエッセイ。
私は大阪出身で、大阪を出た身です。
『淀川の自由』
『大阪と大阪、東京とそれ以外』
特にこの2つのところが自分自身の実生活とも当てはまる部分が多く、帰省の際また別の視点で大阪の風景を見ることができます。本当にいい作品をありがとうございます。
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日本沈没(下) (角川文庫)
- 小松左京
- KADOKAWA / 2020年4月24日発売
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東日本大震災を目の当たりにした今、1つ1つの描写がリアルで、また1970年代にそれをイメージして書かれているという驚きを同時に感じました。
そして、日本人論と言えばいいのでしょうか。
最後にはそのような深い洞察もされていました。
今だからこそ、読んでほしい作品だと感じました。
2021年2月10日
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日本沈没(上) (角川文庫)
- 小松左京
- KADOKAWA / 2020年4月24日発売
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読めば読むほど、どんどん気持ちが入り込んでいく作品でした。もちろんあり得ないシチュエーションだとは思いますが、妙にリアルな…何となく現実に起きてしまいそうな気がするほど。
実際、この本が書かれた頃の日本近海での最大規模の地震の想定を遥かに超える規模の地震が起きましたし…
2021年2月3日