乙女シリーズの文庫化第3弾。今までで一番読み易かったし、内容が充実していた気がする。ただただ面白おかしく記事をかくのではなく、当時の文化とか背景とかを踏まえて解説してくれているので、納得しやすい。いつもの調子でエキセントリックな人物伝もある。でも今作は美術というくくりで、最終的には「表現すること」に向かっているので、読んでて好きになる。今度この本に載っている作品をみたら、よりしみじみすると思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
社会・文化
- 感想投稿日 : 2016年9月25日
- 読了日 : 2016年9月25日
- 本棚登録日 : 2016年9月25日
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