三島屋おちかの怪談シリーズも第5作。
あけずの間・・・これが一番壊怖かった。子供に会いたさのあまり、塩断ちしていた女が、道端の神様を家に招き入れた。願いと引き換えに何かを差し出さなくてはいけない。普通の家族が壊れていく様子が怖かった。
だんまり姫・・・妖怪や霊を呼び寄せる「もんも声」の女性。話さない姫に仕えるが、それは君主の兄妹の霊が原因だつた。次第に心を通わせるようになり、なんとか霊を解放しようと計画を練る。
面の家・・・他の宮部作品でも面の呪いは出てきたな。なんかこのエピソードをもとに長編とか作られそう。
あやかし草子・・・おちかか嫁に行くよ。シリーズ5作で主役交代?まさかシリーズ終了?次の章、金目の猫では、従兄弟の富次郎がメインになつたけど、それはそれで良さそう。次も楽しみ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
女性作家
- 感想投稿日 : 2018年6月5日
- 読了日 : 2018年6月5日
- 本棚登録日 : 2018年6月5日
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