東京結合人間

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店 (2015年9月30日発売)
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本棚登録 : 212
感想 : 52
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このミス16位、本格ミステリ8位
白井智之さん第3作『おやすみ人面瘡』を読んで面白かったので第2作目も読んでみた。

男女が互いの身体を結合させ、「結合人間」と呼ばれる一つの生命体となることで生殖を行う世界。この過程で時々、嘘が一切付けないオネストマンが誕生する。
オネストマンの共同生活を撮影する映画の企画が立ちあがった。しかしロケ地に向かう途中で船は海難事故に遭い、7人のオネストマンは隠棲した画家が住む小島に漂着、連続殺人事件が発生する。オネストマンは嘘がつけないのに、7人全員が犯行を否定する。

グロテスクなトンデモ設定と本格推理
推理部分がちょっと分かりにくかったが
『おやすみ人面瘡』と同じパターンで面白い。
第1作『人間の顔は食べづらい』も読んでみようかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説★★★★★it was amazing
感想投稿日 : 2017年3月17日
読了日 : 2017年3月17日
本棚登録日 : 2017年3月17日

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