このミス16位、本格ミステリ8位
白井智之さん第3作『おやすみ人面瘡』を読んで面白かったので第2作目も読んでみた。
男女が互いの身体を結合させ、「結合人間」と呼ばれる一つの生命体となることで生殖を行う世界。この過程で時々、嘘が一切付けないオネストマンが誕生する。
オネストマンの共同生活を撮影する映画の企画が立ちあがった。しかしロケ地に向かう途中で船は海難事故に遭い、7人のオネストマンは隠棲した画家が住む小島に漂着、連続殺人事件が発生する。オネストマンは嘘がつけないのに、7人全員が犯行を否定する。
グロテスクなトンデモ設定と本格推理
推理部分がちょっと分かりにくかったが
『おやすみ人面瘡』と同じパターンで面白い。
第1作『人間の顔は食べづらい』も読んでみようかな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説★★★★★it was amazing
- 感想投稿日 : 2017年3月17日
- 読了日 : 2017年3月17日
- 本棚登録日 : 2017年3月17日
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