★4つか5つか迷ったが面白いことに変わりないので5つ献上。
希望・野心・策略、多くの人の思惑が交錯しつつ、最後は単純な「知りたい」という知的欲求の下、一つになる。直近のヒッグス粒子発見の動きを見ているような言わば「冒険譚」。
それにしても思うのは、このような大所からの結束的動きはどうして欧州で多く起こるのだろう?
確かに科学技術は発展していたのだろうが、例えば自分が属するアジアの歴史の中でこういった話はあまり聞いたことがない。
様々な思考を巡らせるきっかけを与えてくれる好著。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年9月13日
- 読了日 : 2012年9月13日
- 本棚登録日 : 2012年9月13日
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