読みやすい本ですが、現在につながっている話かと言うと、なかなか肯定的なものを引き出すのは難しいかも。
あまりに時代背景が変わり果てていて、そのままという訳にもいかず、そのせいもあるのか、自死への流れがちょっと唐突な感じを受ける。
もしかすると同時代に読んでいれば、この流れは自然なものなのかもしれませんが、そこを好意的に汲み取るのは少々無理線かと。
まぁでも読めます、それは力量ある作家の力ある作品の証左であることは疑いなく。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年9月23日
- 読了日 : 2019年9月23日
- 本棚登録日 : 2019年7月7日
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