数年後に切腹を命じられた者の監視役として遣わされた主人公。
残りわずかな命にも関わらず凛と生きる秋谷に徐々に影響を受けていく。
お家騒動の真相や村の問題などある中で、覚悟が生まれ友の大切さを知り恋も芽生えていく。
話の展開は基本的に淡々としているが、しっかりと心が動いていく様が描かれている。
武士も百姓も、その人となりは死に様が克明に表している。
彼らは最期まで立派な人だなぁ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2023年1月8日
- 読了日 : 2023年1月7日
- 本棚登録日 : 2023年1月8日
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