アンソロジー 隠す

  • 文藝春秋 (2017年2月9日発売)
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本棚登録 : 347
感想 : 70
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2017.5.25.読了アミノ会(仮)に属する作家さんがたちの豪華な短編集。面白かった。
「理由」柴田よしき…傷害事件の動機を最後まで隠して言わない犯人のイラストレーターの謎。
「自宅警備員の憂鬱」永島恵美…不登校の姉が暴いた弟のトラブルの謎
「誰にも言えない」松尾由美…ホストファミリーが急に冷淡になったと訴える留学生。その真相は?
「撫桜亭奇譚」福田和代…裏山に埋蔵金が埋まっていると掘り続けていた父親の真の動機に潜む狂気。
「骨になるまで」新津きよみ…実は祖母は子供を嫁ぎ先に残して離婚していたことを知った孫が暴く祖母の死因の謎。
「アリババと四十の死体」
「まだ折れていない剣」…光原百合
アリババと四十人の盗賊の新たな解釈。もう一つは元の話を知らないのでわからない
「甘い生活」近藤史恵…幼い頃から人のものを欲しくてたまらなくなり取ってしまう女の子の恐るべき末路。
「水彩画」松村比呂美…幼い頃から画家である母親に疎まれて育った娘。母がそのような態度をとった理由。
「少年少女秘密基地」加納朋子…
「心残り」篠田真由美…一枚の古い紅い櫛が語る
持ち主の秘密。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年5月28日
読了日 : 2017年5月28日
本棚登録日 : 2017年5月28日

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