食堂を営む女性が定休日に月2回だけ開く料理教室で生徒の日常の謎を解くほのぼのミステリー。
食堂よりもイメージはカフェ寄りかな。
料理教室と言っても、年に数回しか作らないような気張ったものでは無く帰ってからすぐに作りたくなるような日常の料理なのがすごく良い。季節の野菜をふんだんに使う普段の料理だけども、ちゃんと手間を惜しまない丁寧な料理が美味しくないわけがない。優しくないわけがない。それが一番正しい。
誰かのために丁寧に作るのは当たり前だけど、自分の為にこそ美味しいものを作るって言うのは本当に大切なことだと思う。まずは自分に優しくならなきゃ。
雰囲気もすごく良いのでもっと料理の描写がもっと沢山あったら良いのになぁって欲張ってしまう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年2月18日
- 読了日 : 2016年2月18日
- 本棚登録日 : 2016年2月18日
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