難しいことを、できるだけ易しく書いてくれています。
でも昨年第40刷したようですよ!!
何とか読めたことを…
1.道元は、なんと貴族の子で、1桁年齢で父母をなくし出家した。
神童みたいな子供だったみたい。
2.悟りのために座禅をするのではない。
3.皆本来仏であるが、「この法(仏性)は、人々の分上に豊かに備われりといえども、未だ修せざるには(修行しないことには)得ることなし」
4.座禅をするイミ…自己を忘れて自己=世界と考える。
そして、「観念的に仏法を知ることはできず、必ず『身体による体験』が必要である。」という文句は、このような新書の形で道元の教えを…なんて、あまくてひにくだってことだ。
禅は(道元は、禅って言葉をきらったらしいが)
DIYのようです。
実際に禅師の門をたたくわけにはいかない。
ちょっと強引な考えだけど、宗教って、それぞれ世界のミカタが違うだけで、その見方をちょっとずつもらっていってもいいのではないか。
もっとも禅の思想は、ありえないようなお話を信じたり、ただ読経したりするのではないから、ダイレクト&ハイクオリティーな考え方だと思うし、日本の風土だからこそ生まれたのかなって思った。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年4月20日
- 読了日 : 2007年9月24日
- 本棚登録日 : 2007年9月24日
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