著者グレアム・グリーンは、第二次世界大戦のとき、MI6のメンバーとして、西アフリカやイベリア半島で諜報活動に従事した経歴があり、それゆえに本作品でのスパイ活動は、非常にリアリティがある。しかし、通常の小説とは違い、本作品は最初に映画を作る企画から始まり、そこでグレアム・グリーンが原作者として起用された。そのため、キャロル・リード監督による映画『第三の男』も併せて触れないと、本作品の良さが半減してしまうので、両方とも見るべきである。
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- 感想投稿日 : 2023年10月13日
- 読了日 : 2023年8月30日
- 本棚登録日 : 2023年8月30日
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