きみが見つける物語 十代のための新名作 オトナの話編 (角川文庫)

制作 : 角川文庫編集部 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年3月25日発売)
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本棚登録 : 294
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働く人を主人公に据えた短編集、全5編。
書き下ろしではなく、各々の短編小説から抜粋した短編集。
表紙に「十代のための新名作」とあるが、若い成人も楽しめる。

-森絵都「守護神」 ※短編集「風に舞いあがるビニールシート」より再掲
夜間大学に通っている青年。古典について力説する話。

-原田宗典「アシスタントというお仕事」 ※エッセイ「新人だった!」より再掲
アルバイト青年が、整理整頓の行き届いた部屋を更にピカピカに磨き上げる描写が微笑ましい。

-山本文緒「話を聞かせて」 ※短編集「絶対泣かない」より再掲
彼女の作品傾向は、精神的に不安定な女性が主人公に据える物語が多い。だけど、この作品の主人公は前向きなので、じめっとした話が苦手な方でも読みやすいだろう。

個人的感想。山本文緒の作品だけ再読。
山本文緒ファンで、10年前に2週めを読んだが、その時は、興味を抱けない作品だった。それなのに、今回は琴線に触れた。もしや読み手側の意識が変わったのだろうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 掃除・料理
感想投稿日 : 2014年6月6日
読了日 : 2014年5月23日
本棚登録日 : 2014年6月6日

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