続「超」整理法・時間編―タイム・マネジメントの新技法 (中公新書)

著者 :
  • 中央公論新社 (1995年1月25日発売)
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本棚登録 : 1225
感想 : 93
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時間管理や仕事の進め方について本質を示している。さまざまな時間管理、タスク管理の本を読む前に基本として頭に入れておくべき本と感じた。

スケジュール管理の前提として、自分の手持ち時間となすべき仕事の配分を見える状態にする必要があり、そのノウハウを紹介している。
スケジュール管理とタスク管理システムを構築する際の参考になる。
仕事の進め方も5原則としてまとめてあり、普段の仕事の進め方を見直すきっかけになる。
ポケット一つ原則と時間順整理の超整理法の押し出しファイリングは、現在ではより実行しやすくなっていると思う。
人間の認知・記憶能力とタイムマネジメントへの言及も面白い。スペシャリストとゼネラリストの比較は考えさせられた。不確実性の強い現代では、専門バカにならず、トヨタのいうT字型人間のように、専門だけでなく、幅広い知識を身につけておく必要があるのだろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 仕事効率化
感想投稿日 : 2021年10月16日
読了日 : 2021年10月16日
本棚登録日 : 2021年10月16日

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