疲れすぎて眠れぬ夜のために (角川文庫)

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本棚登録 : 2075
レビュー : 247
著者 :
jun.kさん エッセイ   読み終わった 

まずはじめに、マイナスの点として、タイトルと本編内容が整合しないということが挙げられます。最後まで読んでもどうしてこんなタイトルにしたのかな? という疑問が残ります。私の読解力が不足しているのでしょうか? そうではないような気がしますが。

その点を割り引いたとして、本当に良い一冊でした。目からウロコがボロボロ、という感じでした。普段モヤモヤと感じている何かが、一体どこからくるものなのか、社会が向かっている方向がどんな風に誤っているのか、そういうことが正確な例証とともに論じられています。メディアが吹聴してきたあるべき人間像や推奨されている個性というものが、どれだけ脆くて危ういか、ぞっとするほど的確に指摘されています。

多分この人の骨太な理論の前には、自分が振る舞ってきた見せかけの態度がバラバラと崩されてしまうんじゃないかと思います。それなのに、「それでいいのだよ」と言ってくれるような、不思議な感覚があります。

なんだかよくわ分からないですね。よく分かっていないのかもしれません。分からなくってもいいのかも知れません。いや、ダメか。

レビュー投稿日
2013年12月9日
読了日
2013年12月8日
本棚登録日
2013年12月9日
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