淡々としたストーリー展開が読んでてすっきりする。キャラクターだけでなく、池袋という街も魅力的に書けている気がした。下品な表現はなく、あくまで綺麗にまとまった文章で、荒れた世界を描いている部分が素晴らしいと思った。

2012年2月18日

読書状況 読み終わった [2012年2月18日]
カテゴリ 小説

登場人物の心情などがころころと変わって、キャラクターの設定が甘いように思えた。特に主人公の人物像が固定されていない気がした。
展開も唐突で、あっと驚くような伏線もなかった。
文章はまとめられ、表現も無難で読めないことはない。全体的に普通だった。

2012年2月12日

読書状況 読み終わった [2012年2月12日]
カテゴリ 小説

表紙のデザインは良かった。おしゃれで、思わず手にとりたくなる。
作者は歌人としてデビュー?したためか、小説としては不完全な印象。何を伝えたかったのか良く分からなかった。
しかし若い人たちのリアルな恋愛模様が描かれてはいると思う。文体はかなりライト。あっさりしすぎて何も残らなかったのは残念。

2012年2月12日

読書状況 読み終わった [2012年2月12日]
カテゴリ 小説

――まーちゃんとは違うクラスになった。でも合同体育の授業があって二人仲良くらぶらぶマット運動の最中、ずぶ濡れの男が長黒いそれを手に中に入ってきて…(性的な意味ではなく)――
 いつも以上にみーくんの饒舌が冴え渡ります。今回は学校への不法侵入者と対峙するみーまーが見所です。展開は大体つかめてもついドキドキしてしまって早く頁を繰りたくなってしまうあたり、入間先生の腕はすごいなあと思いました。衝撃のラストに次巻が気になります。

2011年7月24日

読書状況 読み終わった [2011年7月24日]
カテゴリ ライトノベル

――まーちゃんを元に戻すため元実家である現大江家に訪れたもののクローズド・サークルで脱出不可継続中。そろそろまーちゃんが恋しいかもしれない。大江家編完結の第五巻。――
密室殺人に終止符を打つ第五巻です。納得いく推理展開には話が綺麗にまとまった印象を受けました。文章は相変わらずの入間節ですが、改めて女性を魅力的に描くのが上手だと感じました。伏見や湯女などタイプの違う女性を美しく表現しています。久しぶりにまーちゃんの姿も見れますので、是非読んでみてください。

2011年7月23日

読書状況 読み終わった [2011年7月23日]
カテゴリ ライトノベル

――三月三十一日、マユが破綻した。マユをまーちゃんに戻すための手がかりを探すべく、僕は元実家へと足を運んだ。そこには新しい住人、大江一家がいて…――
一度まーちゃんから離れたみーくんがアマチュア無線部の部長、伏見柚々とともに密室殺人に挑みます。自身のトラウマともなっている元実家を舞台に、大江一家という風変わりな住人たちと強制共同生活が開始。住人が一人ずつ消えていく恐怖と戦いながらもみーくんはまーちゃんのために頑張ります。

2011年7月23日

読書状況 読み終わった [2011年7月23日]
カテゴリ ライトノベル

――バレンタインデーが訪れ、僕とまーちゃんは幸せいっぱい超らぶらぶ、というラブコメだけには到底ならず、街では動物の連続惨殺事件が起こり出す。死んだはずの僕の妹や委員会諸々の新キャラとか出てくるけど、まあいつも通りな第三巻。――
今回はみーくんの家族背景が垣間見れたり、みーくんやまーちゃんの通う学校の生徒などが多数登場したりと動き出した巻。動物の解体癖のあった、死んだはずのみーくんの妹が現れたりして、ますます物語から目が離せなくなります。

2011年7月22日

読書状況 読み終わった [2011年7月22日]
カテゴリ ライトノベル

――僕とまーちゃんは入院した。病院では患者の失踪事件が起こり、まーちゃんは死体を見たとか。そして僕の前に現れる元カノ長瀬。怒濤の展開、第二巻。――
グロ、推理、と様々な要素が混ざっていても、一貫してみーくんとまーちゃんの温い関係は変わらないところに妙な安心感を覚えたりしてしまいます。今回はみーくんを透と呼ぶ元カノ長瀬がキーパーソンになります。個人的にはまーちゃんの、みーくんの前での無邪気さにメロメロです。狂っているけど美しいから×しく見えてしまうんだなあ。

2011年7月21日

読書状況 読み終わった [2011年7月21日]
カテゴリ ライトノベル

――御園マユ、通称まーちゃんは綺麗でおしとやかな僕のとっても大切な女の子。まーちゃん、ねえ、君はどうして誘拐なんかしたのかな?――
ライトノベルでは異色ともいえるこの作品は、ミステリともホラーともラブコメとも言い難い独特の雰囲気を醸し出しています。タイトルにもなっている「みーくん」「まーちゃん」という呼び名は物語の重要な鍵となってきます。精神の破綻した僕(みーくん)とまーちゃんの世界を隅々まで描き出す、衝撃の第一巻。

2011年7月21日

読書状況 読み終わった [2011年7月21日]
カテゴリ ライトノベル

――見知らぬ女と心中してしまった父。残された母子が新しく日常を営むのに選んだ場所は下北沢。下北沢という街の持つ力と巡る人間関係、必死に生きていこうとする母子から切なさと元気を感じる一冊。――
よしもと先生の描く生活感のある日常には安定感があります。特に食事の描写には味が伝わってくるような感覚がするほどです。嫌なことと向き合いながら、時には顔を背けながら、それでも前を向いて生きる登場人物たちに勇気をもらえるお話です。

2011年7月10日

読書状況 読み終わった
カテゴリ 小説

――のろいの美しいかんばせを持って生まれてしまった少女七竈は、その反則的なまでの美しさに不満を抱きながら育ってきた。分かり合える友人は、同じく美しすぎるのろいのかんばせを持った少年雪風だけ。大人になっていく少年少女たちを追う、小さな町の物語。――
ネーミングセンスや文体から、レトロな雰囲気を醸し出していますが、舞台は現代です。美しすぎる少女は美しすぎるゆえに普通ではない生活を送ってきました。そんな七竃が大人になっていくさまを、そっと見守るお話です。

2011年6月2日

読書状況 読み終わった

――若く美しい母、マコ。その娘、コマコ。二人は逃げる。娘は母のものだと繰り返して、離れることなく、ずっと二人一緒に、ひたすら遠くへ逃げる。「親子」を描いた血の話。――
作者は以前直木賞を受賞した「私の男」という作品を書いている。その際は父と娘の関係を描いたが、今作は母と娘を題材にしている。血の繋がりというものは、何よりも深く、切ろうとして切れるものではない。娘に希望を託す母、母に嫌われぬよう必死についてゆく娘。親子の絆とは?何が正しい関係なのか?考えさせられる話です。

2011年6月2日

読書状況 読み終わった

――中学生の夕子が恋をしたのは、絵画教室の先生をやっているキュウ君。風変わりな恋愛の行き着く先は…?――
このご時世、中学生と大人の恋愛だなんて犯罪になってしまうような気がしますが、このお話はフィクションということもあってか、程よくすっきりと読めます。恋を真面目に捉える夕子と、夕子の気持ちにきちんと向き合うキュウ君。読み終わると気持ちがあったかくなる作品です。

2011年6月2日

読書状況 読み終わった

――すき、すき、すき。もう嘘はない。嘘なんかつけない。まぐわいあって、愛し合って、貴女を全部、俺のものに…――
栖佑と八日堂がついに一線を越えてしまいます。内容が内容なだけにいつもにも増して服を来ていないページが多いですので、苦手な方は注意かもしれません。揺れる二人の心理描写を圧巻の技法で表しています。さすがはサトウ+きづき作品。胸が痛くなってくる第三巻、最後の最後までじっくり読んでみてください。

2011年7月4日

読書状況 読み終わった
カテゴリ 漫画

――ある朝、グレーゴル・ザムザは目覚めると、巨大な虫になってしまっていた。何の前触れもなく巨大な虫へと変身してしまったザムザ。突如日常から切り離された彼は、消えゆく人としての感覚で何を思うのか…。――
理由もなく、突然変身してしまったザムザの一生を追う奇妙な物語です。斬新すぎる日常からの乖離を、是非読み味わってみて下さい。

2011年5月30日

読書状況 読み終わった

――腐野花。派遣社員。もうじき、結婚する。彼女は十歳の頃震災孤児となり、養父の腐野淳悟に育てられてきた。父と娘。大人と子供。離れたい。離れられない。普通の親子ではない二人の人生を、全てが始まった日に向かって紐解いていく…。――
近親相姦という背徳的なテーマを、甘美な文章でリアルに描き出しています。読後は正直気持ち悪い感じが拭えませんが、不思議と惹かれてしまう魅力を持っています。特に女性の方や、娘を持った父親は下手に感情移入すると不快になるかもしれません…。この独特のねっとりとした世界観は好みが分かれそうですが、名作だと思います。第138回直木賞受賞作。

2011年5月30日

読書状況 読み終わった

――つぐみは病弱なのに意地悪で粗野で甘ったれのわがまま娘。しかし誰もがはっとするくらいの、とてつもない美少女だった。つぐみの従姉、まりあは彼女と過ごした町に帰省し、一夏を過ごす。――
つぐみは本当に口が悪くて、自分の病弱を逆手にとって相手を困らせるようないやな女の子ですが、美しく、頭が良いので、その好き勝手な様も自然と許せてしまいます。主人公のまりあはつぐみに振り回されて育った苦労人ですが、彼女のことを大事に想っているのが伝わってきて、そんな二人の関係がどこか羨ましくなってきます。生活感溢れる優しい文章に、自然と町の様子が浮かんできます。

2011年5月30日

読書状況 読み終わった

――亀戸の女子高生四人の突拍子もない日常を垣間見る、新感覚コメディ、ここに爆誕!――
作者は動画投稿サイト「ニコニコ動画」でオリジナルアニメをアップしていまして、そこでこのするめいかを知りました。その冴えたギャグセンスから今回単行本化されたするめいかですが、アニメを見ていても分かるように技術的な成長が目覚ましいです。お世辞にも上手、とはいえない絵ですが、今後に期待が寄せられるでしょう。

2011年6月1日

読書状況 読み終わった
カテゴリ 漫画

――養護教諭の松本に恋をした女子高生のななお。教師と生徒という壁を乗り越えて、二人の純粋な想いはすれ違いながら、近づいてゆく…。――
いわゆる「百合」モノの話ですが、プラトニックな関係なので苦手な人もさほど抵抗なく読めるかと思います。大人になろうと背伸びするななおと、大人でいなくてはと自制する松本の互いに想い合う姿はとても美しいです。シンプルな絵柄ですが感情的な描写はズドンと心にくるので、年の差恋愛にきゅんとする方にはオススメです。

2011年6月1日

読書状況 読み終わった
カテゴリ 漫画

――愛だったり憎しみだったり、理由はそれぞれ。でもみんな、最後に行き着く先は一緒…。セックスをテーマにした短編集、第二巻。――
今回は「痛い」話が多かったように感じます。流血等がありましたのでグロ耐性がない方は読むのが辛いかもしれません…。そんな中で異彩を放つ「ep.12 サイノ君の、卒業」は卒業をひかえた高校生のどことなく甘酸っぱい青春話で、とてもお気に入りです。巻末の短編も心が暖まる話ですのでオススメです。

2011年5月31日

読書状況 読み終わった
カテゴリ 漫画

――セックスとは何か。そこには愛があったり、なかったり。セックスをテーマにした短編集、第一巻。――
これはいわゆる「エロ漫画」の類いではありません。セックスを真面目に捉えた作品です。様々な男女の(あるいは同性同士の)リアルな恋愛事情が描かれています。私は「ep.4 桃さんの、お見合い」が一番好きな話でした。太っている男女のお見合い話で、視覚的には決していいとは言えませんが、とても心暖まるストーリーで、キャラクターデザインは気にならなくなっていました。短編なので、読みやすいのも特徴です。

2011年5月31日

読書状況 読み終わった
カテゴリ 漫画

――流れるままに秘密の関係を続ける二人。八日堂は栖佑が彼氏と上手くいっていないことを知り、そのまま別れてしまえばいいと願う…。急展開、止まらない禁断のオフィスラブ第二巻。――
「最後まではしない」というルールが早くも崩れそうな第二巻です。二人の気持ちは更に高まり、溢れ出します。八日堂に想いを寄せる丸悦さんや、栖佑さんの友人、大栄さんなどのサブキャラクターも話を盛り上げています。一巻に引き続き、巻末の短編にも注目です。

2011年5月29日

読書状況 読み終わった
カテゴリ 漫画

――名古屋に遠距離恋愛中の彼氏がいる同僚、栖佑日菜子に恋をした八日堂俊介は、「最後まではしない」というルールの元、栖佑と友達以上恋人未満の奇妙な関係になる。――
可愛らしい絵柄とリアルな恋愛模様のギャップは一度ハマったら抜けられません。何よりヒロインの栖佑さんがとても魅力的なので、浮気モノはちょっと…という方も是非読んでみて下さい!

2011年5月29日

読書状況 読み終わった
カテゴリ 漫画
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