矢部太郎の光る君絵

  • 講談社 (2024年12月23日発売)
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本棚登録 : 352
感想 : 16
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ほっこりする作風のマンガが人気の矢部太郎さんだが、朝ドラ「スカーレット」レコメンドに添えられたイラストが毎度秀逸で、ほっこりだけではない矢部さんの視点の素晴らしさがとても印象に残っていた。
大河ドラマ「光る君へ」では、出演のみならずSNS「#光る君絵」の矢部さんイラストがこれまた素晴らしくて、これが一冊にまとまると知ったときは、嬉しさのあまり即予約。
出演して、実際にその場にいたからこその場面の切り取り方が見事で、シンプルだけど芯を捉えている。淡い色遣いもとても素敵で、その美しさにため息がこぼれる。こうしてまとまって読めることで、懐かしい名場面を鮮やかに思い出すことができて嬉しい。
そして、舞台裏のエピソードを描いた新作マンガがこれまた嬉しい!!クスクスさせられながらも、最後はじーんとしました。いと役の信川さんとの対談もよかった。矢部さん、またこれからもドラマ絵を描いて欲しいです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: テレビ・音楽・映画関連本
感想投稿日 : 2024年12月23日
読了日 : 2024年12月23日
本棚登録日 : 2024年12月21日

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