リアルプリンセス

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本棚登録 : 286
レビュー : 44
メイプルマフィンさん アンソロジー   読み終わった 

日本の民話やグリム童話などに登場するお姫様。物語の舞台を現代に移し、それぞれの女性作家の個性たっぷりに描かれたアンソロジー。自分が思っていたより元ネタの印象が薄く、純粋に短編として面白く読めた。皆さんさすがだな。
印象に残った作品は…
飛鳥井千砂「歩く12人の女」この作品の元ネタの童話があまり記憶に残っておらず、読了後に調べてみたのだが、オリジナルより面白い!伏線の張り方が見事だし、個人的にはフード描写もツボでした。
島本理生「ラプンツェルの思い出」瑞々しいけど濃厚。離島を舞台にしたのは上手いなぁと思った。なかなかにほろ苦いが、何度も読み返してしまった。
藤岡陽子「あの人は海を捨てた」乙姫の視点から〝浦島太郎〟のその後を語られているような…。ちょっと切ないけど、後からジワジワ沁みてくる。
大山淳子「夢のあと」このアンソロジーでダントツに一番好き。〝眠り姫〟をこんな風に再構築するとは…。めりはりのきいた起承転結。「転」のところで度肝抜かれ、号泣でした。

レビュー投稿日
2018年12月28日
読了日
2018年12月28日
本棚登録日
2018年12月18日
5
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