「アジア」の渚で―日韓詩人の対話

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本棚登録 : 6
レビュー : 1
著者 :
1030makikoさん 韓国北朝鮮・文化   未設定

高銀氏は韓国の民主化運動にも積極的にコミットしてきた人で厳しい人生を歩んできた人らしく、たとえば「実際、韓国の植民地時代におけるモダニズムは、いわゆるグラムシのモダニズム有害論とはまた違った、それ自体の実験的な成果とは別に、その当時の過酷な現実から目をそらし、自分自身の空虚な伝説化に没頭していました」と批判し、そこには一面の真実はあると思うけれども、少なくともここでの3年にわたる吉増氏とのやりとりは双方持ち上げあうことに終始し、読んでいても頭の中身がかゆくなるようなふわふわした根拠のない現実離れした言葉が多く、かといって言葉あそびを深めるわけでもなく、その割には言葉についての危機感を訴え、3年後の成長も見られず、期待していたものとは違った。得られたものとしては何で自分がこういう本が嫌いなのかということを考えることができたこと。

レビュー投稿日
2008年2月2日
本棚登録日
2008年2月2日
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