ゴットウルフとレイチェルウォレスを読んだが、この失投が1番楽しめた。レッドソックスのエースの八百長について調査するスペンサーが、過去に苦しむエースと妻のために奮闘する。事件に絡む謎は早々に簡単に分かるのだが、スペンサーはさらに一歩事件に踏み込み、自らの手を汚してまでエース夫婦を助ける。そして自分の行動について悶々としてスーザンに慰められたりする。謎を解くだけの探偵という立場を逸脱していて面白かった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー(海外)
- 感想投稿日 : 2017年7月12日
- 読了日 : 2017年7月12日
- 本棚登録日 : 2017年5月13日
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