この発想自体は他の言葉や概念ですでにあらわされているのではないのだろうか?とも思ったけど、とっつきやすいという意味では良かった。「人は見られてないところでは頑張れない」という言葉とか、精神科医としての捉え方について読めて良かった。

2020年11月25日

読書状況 読み終わった [2020年11月25日]

最初はデータが多く読み進めるのが辛いが、後半を読むのに必要であることがわかる。入管、技能実習生の実態がとてもよくわかる。そして、全体を通して著者の柔らかい姿勢が印象的。学者の本という感じがせず、読みやすい。

2020年1月4日

読書状況 読み終わった [2020年1月4日]

途中まで読んだけど、なんというか、図々しいオジサン感に耐えきれずやめてしまった。

2019年11月26日

読書状況 読み終わった [2019年11月26日]

最高すぎる本。図書館で借りたけど、永遠に永遠に手元に置いておきたいと思った。
・差別を受けた経験のない男性に向かって、理解させようと努力して疲弊する私たち。ちょっと待って、努力すべきなのは私たちではなく、知りたいと思う側では?
・そんな男性がちょっと理解したら「一応聞く耳はあったんだ…!」って感動しちゃうけど、それって感動するほどのこと?
・「そんなにキレなくても」という一見穏健派な意見は、その人が怒る必要のない権力側にいるというだけ。それって、ただのKY。

こういう経験は私たちの間であまりにありふれているから、これを読むとマイノリティの当事者性とか、色々なことを自分ごととして考えることができると思う。

ネタバレ
読書状況 いま読んでる

個人的に驚くべき事実!というのはなかったが、根拠のない感情論に振り回されてしまいがちなこの話題にファクトを提供してくれる貴重な本。当事者にとっては、根拠のない話を信じる周囲からのストレスが減りそう。

2019年8月23日

読書状況 読み終わった [2019年8月23日]

あっという間に読み終わった。最初、憂鬱になりすぎてなんでこんな本書いちゃったんだと思った。淡々と、どこにでもある(あった)事実が起こる。女性差別がまぎれもない現実であるという絶望感と、「こんな憤りを持ってることは間違いじゃないんだ」という希望。あとがきまでしっかり読んだら、1人じゃないんだと思えた。

2019年8月3日

読書状況 読み終わった [2019年8月3日]

日常会話の中によく登場する問題に対して論理的なツッコミを入れているのは身近で面白い。番組がそのまま書籍になっているためか、説明が冗長で飽きてしまうのが残念。取り上げているトピック自体は、また確認したいと思わせる。

2019年7月18日

読書状況 読み終わった [2019年7月18日]

言われてみるとまぁ、当たり前なことばかりなのだが、「ストレスは自分自身が作っている」というのは時々目にしたい言葉である。自分で自分を追い込むとはまさにこのこと。

2019年7月13日

読書状況 読み終わった [2019年7月13日]

途中までしか読めなかったけど示唆深い。また読みたい

読書状況 いま読んでる

あっという間に読み終えた。フレネ教育をはじめ、オルタナティブ教育の入門の入門。

2019年6月8日

読書状況 読み終わった [2019年6月8日]

多様性と同一性、どちらを求めているのか自分でもわからなかった子ども時代を思い出して、あんな思いを言葉にできる人がいることに驚愕した。

2018年7月5日

読書状況 読み終わった [2018年7月5日]

反省文って効果あるの?いじめ防止教育って意味あるの?そんなことが気になる人にオススメ。
冒頭の、筆者が追突事故を起こしてしまった時のエピソードが印象的。たしかに、誰だって追突してすぐに頭に浮かぶのは、間違いなく反省の気持ちではないだろう。

新たな視点を与えてくれるという点でものすごくいっぱい星をつけたい反面、全体的に母親や女性の対応が悪いせいになってない?というのがちょこちょこ気になってしまった。まぁ、実際子育てに父親が参加してないor不在である現状を踏まえてだからこそそういう論調になってしまったのかもしれないが。全体的にはすべての教員に強く勧めたい内容。

2017年4月15日

読書状況 読み終わった [2017年4月15日]

大変わかりやすい。どうして生活保護がこれだけ話題になり議論を呼んでいるのか、少しでも現場を想像する材料があるだけでだいぶ違う。

2017年3月19日

読書状況 読み終わった [2017年3月19日]

きっかけは、豪州に住む知人がある日突然イスラム批判を始めたこと。とうとうここまで来たかと。足が突然波に浸るような衝撃だった。重い腰を上げ、以前挫折したイスラムの勉強を再開。タイミング良く、お勧め本を紹介してくれた人がいた。

この手のテーマで、読みやすい、とっつきやすいというのは本当に貴重。イスラムへの誤解や偏見に立ち向かうことに生命を削ってきた人なんだなということが文章から滲み出ている。立場がかなりイスラム側に寄っている、イスラム好きなんだなぁと伝わってくるけれど、そういう個人の視点って逆にあまり今の日本では聞けることがないから新鮮だなぁと思う。

テロに向かうほどの若者の絶望、それを生み出しているイスラム圏の現在とはどれほどのものなのか?リベラルだったはずのヨーロッパで排外主義が高まるのは?どれもこれも、イスラムの根本的な部分が分かっていないと話が進まない。ここまで教育を受けてこられた大人の1人として、知っていねば、考えねばならないと思った。

2017年1月16日

読書状況 読み終わった [2017年1月16日]

サラバ!読んで、ああ写実画のような小説だなと思ったところで、美術史入門。宗教からはじまった当初、俗世からの一定の距離を置いているのは、西洋音楽史と同じだなぁ。
西洋絵画の写実性はカメラの発明、写真の登場との関係で変化してきたのだとばかり思ってたけど、そればかりでもないようだ。印象画は、描き手が受けた印象そのものを描いてる、でも自然界にない黒を使わずに表してるという点ではある意味最も自然に近い…というような記述が最も印象に残った。

2016年11月28日

読書状況 読み終わった [2016年11月28日]

大人になること、人が変わっていくこと、を描いた作品。西加奈子さんの作品は、忙しい日常の中で忘れていたことをふと思い出させてくれる気がします。

2016年12月4日

読書状況 読み終わった [2016年12月4日]

この本を読んだきっかけは、あの又吉さんがX JapanのToshiとの対談で、小説を書いたきっかけはこの本を読んで、と言ってたことだった。読み終わったら、確かに火花を書きたくなる気持ちがわかった。小説はノンフィクションに勝てないと私はずっと思ってここまで来たのだけど、こんな小説もあるんだな。ノンフィクションが写真なら、この小説は写実画だと思った。小説というジャンルを見直した。きっとこの本を読んで、いろんな場所でいろんな人が自分の小説を書いているんだろうなと思った。私も自分の小説を書きたくなった。海外育ちの話は妙に親近感が湧いて少し痛々しかったけど、著者が本当に海外育ちなんだろうなってことがわかった。
『姉の巻き貝』のところを読んでるころ、私はちょうど芸術祭の会場を巡っていた。芸術祭では記憶とか思い出に関するアート作品が多くて、この本もまた巨大な思い出へのオマージュだった。記憶って人間の生活の大きな部分なのだなと思ったり、記憶を失うことについて考えたりした。
この作品の主人公の家族は時が経って変わるし、みんな、意外と色々考えて行動してたりするし、意外と、勝手に生きている。そういうところがとてもリアル。世界中の人がそうしてると考えるとめまいがするのだけど、少なくとも自分の周りはそうなのだと思っていたいなぁと考えた。

2016年11月8日

読書状況 読み終わった [2016年11月8日]

保健体育の先生、ぜひ読んでください。日本の性教育にはこのマンガだ!自分の恋愛とか妊娠に関わらず、みんながこれを読んでいればなぁって思う!

妊娠、というのは経験してない者にとってホントに謎。妊婦の喫煙、中絶、子宮外妊娠、風疹、性感染症、卵子提供…妊娠しないとそこまで知ることはないだろうということばかりで、「そうなの?!」の連続。すごくリアルで、読んでいて辛い場面も…。感動ばっかりが産婦人科じゃない。でも、やっぱり読みたくなる。借りて一気に8巻まで読んだ。

作者が男性という事実に感動してしまった。とてもそんな風には思えない。だって、私が夫にこう言われたらこう思うよ!っていうようなこともその通りに描いてあって、妊婦さんへのまなざしがとても共感に満ちていてやさしい。調べると、自分のお子さんの出産で感動してこのマンガを描き始めたとのこと。

子どもにやさしい社会は、妊婦さんにやさしい社会。その妊婦さんを支える男性にやさしい社会。ぜんぶが満たされる、そんな社会になりますように!!

2015年7月24日

読書状況 読み終わった [2015年7月24日]

私が内田良先生を知ったのは、部活動問題について真剣に考えたいと考えていた時期、たまたま、NHKで組体操の特集をやっていたとき。日本の学校での「教育リスク」。おかしいと思っていても、それがすでに日常となっているから声に出すのが憚られる。私たち若手教員となれば対外的にも(公務員は厚遇されていると考えられがち)対内的にも(上下関係が厳しい)声には出せる環境ではない。でもこれだけデータが提示されたことで、私たちは強力な後ろ盾を得た。この本で言及されている学校現場の常識、冷静に考えればおかしいことだらけだ。

まず、中学部活動の調査。長時間・土日の部活動は生徒も教員も望んでいないとされているけれど、もう少し言うと「望んでいるのは少数派」とも言える。少数派である声の大きい教員、保護者、そして生徒の声で、その他大勢の声が掻き消されている状況ではないかと思う。その在り様が“正しく”そして“理想的”だから、理性的な反論ができない。

そして柔道事故の章で述べられていた、死亡率の高い中1と高1。いきなり別世界に放り出された1年生は、加減を知らない。「こういうものなんだ」と思ってしまう。上級生も、下級生が「加減を知らない」ということがわかっていない。

先輩である同僚の体育科教員は「大切なのは、怪我をしないこと!」といつも生徒に言い聞かせているらしい。個人的な実感としては、学校へのクレームが増えていると言われている今、体育科の教員だからこそ、そのリスクをきちんと認識できている人が多いのではないかと思う。だとすれば逆に、体育科以外で顧問をしている教員は?競技未経験の教員は?初任者研修も受けることが出来ず、教員採用試験の勉強をしながら毎日顧問をすることとなった講師の教員は、専門家である体育科教員ですら恐ろしいと思っているようなそんなリスクを背負っている…そういうことになる。

繰り返される部活動事故。誰かが死なないとわからないのか…と言うどころか、怒りから敢えて乱暴な言い方をしてしまえば、「死んでも」わからないようだ。この「感動」で、命をどれだけ粗末にすれば気が済むのだろう。どれだけその姿勢を再生産し続けるのだろう。担任を何年か経験すれば、生徒が入院した、救急車で搬送された…ということは起こるもの。それだけでも大変な不安なのに、部活動で重大な事故が起こったらその先に何があるか、想像する余裕すらないのだろうか。教育現場の危険は、あまりに日常的すぎる。その想像を少しでもせねばならないと、改めて思った。

現場に立ついち教員としてこの問題にどう向き合うか考えていたが、この本を読み終えて思ったことは、学校側の勇気が試されているということ。もし、保護者が…生徒が…と言って生徒を傷つけるような、あるいは危険な活動を続けてしまうというのなら、毅然とした態度で「これは生徒にとってこのようなリスクがあるので、やめます」と言えるようになれればいい。教員の労働環境も同じ。校長とそのさらに上が、そのバックアップをしてくれたらいい。あとは教員のリスクに関する知識だけだが、それはこの本があれば大丈夫。険しい道だけれど、道がないわけじゃない。

若手には辛い状況だけれど、でも次に子どもを教育現場に預けることになる子育て世代として、私はこの状況を改善したい。なにより、この状況を「教員を目指します!」と言って卒業していった教え子の代までに持ち越すということを、私はしたくない。この問題に直面して自分のキャリアを考え直すより先に、まずはこの問題に当事者として関われることを喜んでみるのもいいかもしれない、と思った。

2015年7月21日

読書状況 読み終わった [2015年7月21日]
カテゴリ 教育・社会

教育委員会とか、日教組とか、日本の教育って池上さんが言うように、もう不思議だらけ。koboで試し読みしただけで「日本の教育の謎」がどんどん解けてきた。買います。読んだらまたレビュー書く。

2016年11月14日

読書状況 読み終わった [2016年11月14日]

泣いた。
准看護師として、高校時代に産婦人科でバイトした筆者の経験。

最近では学校で行われる性教育も、昔と比べてだいぶ様変わりしてきた。成人女性の間でピルが広まるにつれて、講演会で産婦人科の先生が、受験の時生理ずらせるよって言ってくれたりするようになったのには感心した。だけど、もっともっといろんな意味で、日本には性教育が必要だと思う。
性教育という文脈で、中絶の恐ろしさとか映像とか使って見せる人いるけど、私はそんな必要ないと思う。私だって見たくない。なんで悲しいのか、なんで悔しいのか、空しいのか、そんな母親たちの生々しい思いがこのマンガみたいに取り繕われずに表現されていれば、十分なんじゃないのかなぁ。
「おろすなんてサイテー」って言うのは簡単だけど、そんな簡単なものだろうか。筆者が言うように、「中絶の中で一番女性が絶望するのは、相手が産ませてくれなかった時なのかもしれない」。

2015年7月14日

読書状況 読み終わった [2015年7月14日]

同世代の女性たちが、仕事をやめていく。他人ごとではない、そんな年齢になったことを実感し、なぜこんなことが起こるのだろうかと読み始めた本。
ひとりひとりの声を拾いたいということで、インタビューによる丁寧な質的調査がされています。大規模な量的調査のようにハッキリした結論は得られないのでモヤモヤするところもありますが、女性一人ひとりの葛藤がとってもリアルで、だからこそ伝わってくることもたくさんありました。
印象に残ったことを並べていきます。

 今の社会では、何かを諦めなければ女性は生きられない。教育現場でどんなに「男女平等」を掲げていても、生きていて必ずどこかで、「自分は女性だったんだ」ということに直面する時が来る。でも、学校はそれを教えてはくれない。あくまでも「男女平等」だと言われるので、社会もそうであると女性は錯覚してしまう。
結局は、バリバリ働くなら子どもを諦めるか、子育てしながら仕事をこなす「スーパーウーマン」になるしかない。それか、やりがいのある仕事を諦めて「割り切って」仕事をするしかなくなる。(そして、スーパーウーマンVS割り切った女性との対立が生まれてしまい、女性はともに声をあげることができなくなる。)
就活の時点から”女性にも続けやすい”仕事を選んだ人は育児を始めても仕事は続けられるけど、そういう制度が整っている職場にいるからこそ、なおさら育児の負担を自分一人で負い続けることになる。
というのが、本書の考察。

…私自身は全体的にみるとかなり”続けやすい”部類の仕事をしているけれど、それでも「割り切って」仕事をする女性の先輩たちと、その周囲の男性たちの「所詮女だから使えない」という態度や、男性の意見ばかりが尊重される現場を目の当たりにして、それこそ割り切れない思いを抱いてました。でも、他の仕事だと、結婚すると女性はたいていやめてしまうという話も聞くし…続けられるだけ幸せなのかな…なんて勤続年数が増えるにつれて考えるようになった。なんだか空しくなってしまって、あんなふうに見られるんだったら子どもなんて絶対産まないぞーとか、でも諦めちゃっていいのかなーとか、(特に予定もないのに)ネガティブな気持ちでいっぱいでした。
これって、LEAN INのシェリル・サンドバーグさんが言ってた"Don't leave before you leave."ってことですよね。彼氏もいないのに、出産するとどうなるとか考えちゃって、仕事の意欲減退するという話。そう、私もLeaveするところでした。…


でもこういう問題って、女性労働者だから、ではなくて、本当は「ケア責任のある労働者」と言い換えるべきで、「ケア責任のある労働者」=「女性」と、子育ての責任をすべて女性に押し付けてきたからこそ「女性の問題」と言われているだけ。
…なるほど、こういう言葉にしてもらってとってもすっきりしました。多分似たようなことはあちこちで言われてるんでしょうが、この女性たちのインタビューと詳細な調査の後でこう言われると、本当に説得力があります。


女性のせいでも、男性のせいでもない。女性が諦めるようになっている社会構造が見えてくる。今の政治が目指している「女性活用」は、「女性」を支援しようとしているのか、「ケア責任を負う人」を支援しようとしているのか考える必要がある、という指摘も重要でしょう
。男性が育休取るとか取らないとか、ホントはそういう問題じゃないんだ。育休終わった後に元の残業生活に戻ったら、意味ない。

本書の最後で、現状ではどうしたら良いのか、という折衷案のようなものがイキナリいくつか出てきますが、あまりに切なくて泣きそうになります。日本の女性はやりがいのある仕事を諦めるしかないのでしょうか。残業に追われる日本の男性は子育ても満...

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