残念ながら現在住んでいる愛知県では購読できないのだが、東京時代はよく買って電車の中で読んでいたあの「ピンクの新聞」成功秘話。
この本で書くように、日本の新聞の流通システムはデジタル配信を除くコンテンツの配布方法としては、一番効率がよいシステムである。それを現在の嗜好が多様化する時代にうまく適合させたのがエル・ゴラッソなのであろう。
少し残念だったのが、途中からエル・ゴラッソの企画プレゼンのような内容になってしまっていること。他の大手スポーツ紙でも、ジャーナリストでもいいが、客観的にエルゴラッソのことを語る人が出てきてほしい。経営的にも、メディア的にも、本当に成功と言えるのか?そこが気になる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新書。
- 感想投稿日 : 2011年1月30日
- 読了日 : 2011年1月30日
- 本棚登録日 : 2011年1月24日
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