日本国憲法の二〇〇日 (文春文庫)

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本棚登録 : 79
レビュー : 9
著者 :
N.5hoさん 非常に考えさせられた   読み終わった 

東京大空襲から、敗戦、そして日本国憲法が制定されるまでの203日間。
市井の人々が何を思い、復興へ向かったか。天皇を当時の人々がどう捉えてきたのか。生きるために、生き抜くために、雑草を食み、想像も及ばない飢餓を乗り越えた祖父母世代。真実の姿が、スッとなじむ言葉で綴られ、なんとも悲しい現実なのに、ときにふっと笑えてくるエピソード。それがまた悲しくて、多くの事実を知らずにいたこれまでのわたしを叱咤した。
 

それにしても、現代に通ずる教訓が、いくつ存在し、そしていくつ無碍にされてきたことか。予言のように、良識ある人々の忠言が随所に記録されているというのに、わたしたちはいまも愚行を繰り返している。
それを性だといって、やり過ごしてはいけない。そう強く思った。

レビュー投稿日
2011年3月19日
読了日
2011年3月19日
本棚登録日
2011年3月9日
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