本年11冊目。対談者お二人の『民族観』。新旧様々な学者達の名前と考え方も紹介(多くが批判)されながら、近年再過熱しつつあるナショナリズム(と言っていいのかな?)をどう乗り越えていくか、が熱く語られている。
ちょいとうまく表現できないのだけど、普段、民族を意識することの無い私たちが、無意識のうちに組みしているナショナリズムを認識させてもらえる点に好感を持てる書だった。特に姜尚中氏の人生追体験的な章は一読と価値ありと感じた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年6月19日
- 読了日 : 2014年6月19日
- 本棚登録日 : 2014年6月19日
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