なぜ、ビジネス書を読んでも「仕事ができる人」になれないのか?: 逆転発想で効率的に成果を上げる勉強術

著者 :
  • アスペクト (2009年2月1日発売)
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本棚登録 : 79
感想 : 15
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何事からも学びを得ようという姿勢を保ち,「必要になりそう」な勉強ではなく「面白そう」という勉強をすることが,結局はその人の成長にもつながる。

「デキる人研究家」を名乗る筆者は,本書で自己成長のための意識について述べており,上記の主張を軸としながら,そのための姿勢として,「HOWの思考」や「遊び=仕事の考え方」などをわかりやすく,かつ具体的に提示しているためすぐに自分の行動に反映させることができる。

私の感想としては,とても読みやすく参考になるのだが,内容と題名が関連していないような気がした。「ビジネス書を読んでもできる人になれない=学びが自己満足に終わり行動に結びついていない」ということだが,本文のさわりでこそアウトプットの重要性を述べているものの,それ以降は好奇心と疑問を持ち続けることの重要性に終始している。まぁ奇抜なタイトルで読者を釣る出版社のいつもの手だが,ここまであからさまなのは初めてだった。それに引っかかった自分っていったい・・・orz

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2011年12月14日
読了日 : 2011年12月12日
本棚登録日 : 2011年12月13日

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