- 活発な暗闇 新装改訂版
- 江國香織
- いそっぷ社 / 2015年11月1日発売
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読書友達から借りた本。
江國香織さんが日本だけでなく、海外も含め、拾い集めた詩集。
江國香織さんの作品は純文学のイメージがとても強かったけど、詩集もいいなと思った。
今回のこの本は、借りた本だけれど、自分の手元に置いていつでもスっと読めるようにしておきたい1冊でした。きっと近いうちに買います。笑
2025年4月5日
- 誘拐遊戯 (実業之日本社文庫)
- 知念実希人
- 実業之日本社 / 2019年10月4日発売
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★読書友達から借りた本★
知念実希人さんの本は大好きで、特に医療ミステリばかり読んでいたが、『え?!騙された……!』と初めて思う作品に出会えました!笑
4年前に『ゲームマスター』と名乗る人物から誘拐された女子高生を救えなかった元刑事の上原慎吾。
その傷を置いながら警視庁を退いたが、またしても『ゲームマスター』と名乗る人物が現れて………。
誘拐事件の行方や、上原慎吾の過去と現在、そして『ゲームマスター』を名乗る人物の正体について先が気になり、およそ400ページを一気読み!
最後の最後には『ゲームマスター』の正体が明らかになるが…………。
最初からもう一度読み直したくなる、知念実希人さんの衝撃的すぎる作品でした!!かなり好き!!!
2025年4月4日
- 燃える息 (講談社文庫)
- パリュスあや子
- 講談社 / 2025年2月14日発売
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文庫化を待っていました!
様々な“依存”がテーマの6作品が入った短編集。
帯に書いてある、
買い物依存、スマホ中毒、置き引き、ダイエット等
現実味のある内容でドキドキしながら読了。
私もこの本に出てくる主人公のような“依存”になることがあると思うと、最後まで一気読みでした!
ジューンブランド・バナナパフェが私の中で一番インパクトがありました!現在進行形で、実際に自分自身も結婚式へ向けてジムやヨガなどやっているので、間違った方向へいかないよう気をつけなければと思わされた作品でした…!
2025年3月27日
- 占い日本茶カフェ「迷い猫」 (PHP文芸文庫)
- 標野凪
- PHP研究所 / 2021年3月8日発売
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6章からなる連作短編集。
1番印象に残ったのは、3章のお話。
私が祖父母に主人を紹介した時に、
『桜茶』を出してもらったのを思い出した。
標野さんの作品はどれを読んでも
本から美味しそうな香りが漂ってくる
素敵なお話ばかり…
2025年1月8日
図書館で借りた本。
タイトルの通り色んな形の「不倫」が描かれている。
最も鳥肌が立ったのは2章 シニガミ。
好きな人を傷つける事は本当にしてはいけないと
改めて学んだ。
2024年12月27日
評価は★5以上にしたい…。
それぐらい、とても素敵なお話でした。
まずこの作品を本屋大賞ノミネート作品として、
選んでくれた書店員さん達に感謝です!
きっと、この作品に自分から出会うことはきっと難しかったと思う。今、このタイミングで読むことができて、本当によかったです!
登場人物みんな好きです!大好きです!!
そして、家事代行サービス「カフネ」で働く、
主人公の野宮薫子と小野寺せつなの2人コンビ。
大切な人を失いつつも、一生懸命に生きている。
2人が仕事で関わる人達みんな一生懸命頑張って、もがいている姿にとても心を打たれました。
そして当時の薫子には見えていなかった、弟の過去や薫子の家族関係。せつなと弟の関係性。などなど…
登場人物みんなにそれぞれの背景があって状況が異なっても、一生懸命に生きようとしている。
読んでいる時、気がついたらあたたかい涙を流していました。
本当に、本当にこの作品に出会えて良かったです。
2025年3月14日
- マザー・マーダー (光文社文庫)
- 矢樹純
- 光文社 / 2025年1月9日発売
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初読みの作家さん!
そして、文庫化を待っていた作品でもありました。
帯にある「母の本当の意味が分かるのだ。」と
ラストの衝撃を受けた後に読むと鳥肌が止まらなかった…笑。
連作短編集全てにひっくり返される事柄が重なり、
それが最終的なひとつに繋がった瞬間がとてつもない恐怖が襲ってきました…!
矢樹さんの手の上で転がされてる気分でした!笑
母親の愛情がここまで狂わせるのかと思うと、恐怖でしかない…。
他の作品も読んでみたいと思いましたーー!!
2025年3月18日
森の図書室にて読了。
やっぱり道尾秀介さんのミステリは好きだ〜
2024年12月18日
- アンソーシャル ディスタンス (新潮文庫)
- 金原ひとみ
- 新潮社 / 2024年1月29日発売
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2021年 『谷崎潤一郎賞』受賞作品
5編からなる短編集。
金原ひとみさんの作品は本書が初読みでした。
帯にも書いてあるように、
整形や不倫、共依存とアルコール依存に性的依存…
内容はとても生々しく、読んでいて辛い場面もあったが、どのお話も現実味のある物語でとても読みやすかった。
「ストロングゼロ」「コンスキエンティア」は、
読みながら あー!⤴︎︎あぁ!⤵ ︎⤵︎ ︎うわあ…なんでぇ⤵︎ ︎
と感情に揺さぶられ、自分の心の中の感情と本書と会話してしまうほど没頭して読みました。
「デバッカー」はただただ切なくなり…
「テクノブレイク」は内容がスっと入ってきて
主人公の気持ちが分かる部分だったり、現実にありそうなお話だと思った。
どのお話も好きだけど個人的に、
「デバッカー」「アンソーシャル ディスタンス」が好み
2025年1月31日
- フーガはユーガ (実業之日本社文庫)
- 伊坂幸太郎
- 実業之日本社 / 2021年10月7日発売
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伊坂幸太郎さん初読みの作品でした。
とても読みやすく、物語にのめり込んで一気読み。
読み終わったあと本を閉じて余韻に浸り、ユーガのことを思い浮かべつつ、タイトルを眺めていると少し寂しいような悲しいような感情が湧いてくる。
でも不思議と『イヤミス』のような感情はない。
もっと伊坂幸太郎さんの本を読んでみたいと思った!
2024年12月11日
- 深夜0時の司書見習い (2) (メディアワークス文庫)
- 近江泉美
- KADOKAWA / 2024年7月25日発売
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シリーズ2作品目。
続編もとっても良かった!本好きに勧めたい1冊☆
図書館でのお話以上に、主人公・アンと継母・千冬の関係性も分かってきて大満足でした!
本作にもでてきた言葉にあるように、
昔読んだ作品でも何年後・何十年後に再読してみるとまた違った感想や見方ができるのも読書の醍醐味だなと改めて思った!
読書はやっぱり最高だあ〜!
2024年12月10日
- まだ人を殺していません (幻冬舎文庫)
- 小林由香
- 幻冬舎 / 2023年10月5日発売
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初め「良世くん」が何を考えているのか不気味で
読んでいる時から少し怖かった。
けれど話せるようになった時から180°、良世くんに対する不信感やマイナスな感情は不思議となくなった。
そして、最後の最後で涙が止まらなくなった。
やっぱり子どもを大切に思わない母親はこの世には
いないと感じた。
良世くんには、亡くなってしまったお母さん(詩織)
の分まで精一杯生きて欲しいと思った。
小林由香先生の小説は、登場人物それぞれに優しさが詰まっていて読んでいて本当に心に染みる。
2024年11月27日
- 海が見える家 旅立ち (小学館文庫)
- はらだみずき
- 小学館 / 2022年10月6日発売
- 本 / 本
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【海が見える家】シリーズ完結!
凪子ちゃんと文哉くんのやり取りに
時々キュンキュンしながらあっという間に読了。
これが続くと思うと、
すぐにでも読みたくなってしまう!
やっぱり文章が滑らかで素敵なお話だった〜
2024年11月9日
- 会社の裏に同僚埋めてくるけど何か質問ある? (集英社オレンジ文庫)
- 夕鷺かのう
- 集英社 / 2021年4月20日発売
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社会派ブラック小説を第3弾。
表題作の
『会社の裏に同僚埋めてくるけど何か質問ある?』
を含む4作品が入っている。
共通しているのは、
ギスギスした人間関係、そして〝縁切り神社〟
表題作と『あたしの幸せな生活』が特に好み。
見ている人はしっかりと見てくれているし、
悪いことをしている人、嫌がらせをしている人には
それ相応のことがちゃんと自分に必ず返ってくる。
そんな怖さがこの物語にはあった。
仕事をする上で人間関係の悩みは尽きないし、
自分に合う人、合わない人がいるのは仕方がない。
その人とどのような付き合い方をするべきかを
考えることも必要。
でも……その考えや行動ができたら悩まないし、
苦労しないんだろうなと考えてしまったのも事実…。
2025年2月16日
- 今日は天気がいいので上司を撲殺しようと思います (集英社オレンジ文庫)
- 夕鷺かのう
- 集英社 / 2019年1月18日発売
- 本 / 本
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美しい装丁に反してタイトルのギャップに惹かれた。
内容も面白くて一気読み!
現実に必ず1人はいる〝上司〟へ復讐するお話。
面白くてドキドキしながら読み進め、スッキリ感のある読後でした!
あとこのシリーズ2冊も読んでいきたい。
2024年12月21日
- 神さま気どりの客はどこかでそっと死んでください (集英社オレンジ文庫)
- 夕鷺かのう
- 集英社 / 2019年12月19日発売
- 本 / 本
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表題作を含む3つのお話が詰まってる。
自分の中でのお気に入りは「うさぎと蜘蛛」
主人公の冴ちゃんの毒舌、1人ツッコミが面白く
怖くないなあ〜って思っていたら…とんでもない…
徐々に不穏な空気になって、不気味でゾワゾワしました…!
ヒトコワのお話は大好物です。☆
2025年1月21日
圧倒されながら、あっという間に読了。
すごい…すごい作品を読んでしまったという
余韻が残っていて放心状態。笑
山口未桜先生のデビュー作に出会えて
このタイミングで読めたことが本当に良かった!
まだ読んでいない人はネタバレなしで、
前情報もなしでぜひ読んでみてほしいです!
今後の続編や先生の新刊がとても楽しみです☆
2024年12月16日
新川帆立さんとのトークショーで新川さんが、
激推ししていた辻堂ゆめさんの『トリカゴ』。
話の内容はとてつもなく濃くて、現実に有り得るなと思いながら読んでいた。読み進めるのに時間をかけた作品。
2024年10月15日
- 最後の医者は海を望んで君と生きる (TO文庫)
- 二宮敦人
- TOブックス / 2024年12月2日発売
- 本 / 本
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『最後の医者シリーズ』最新刊
感想というか感情が言葉で言い表せないほど
とてつもなく素敵で、どこか切なくて。
自分の事や周りにいてくれる家族、友達、愛する人たちのことを過ぎりながら読了。
最新刊を読む前に前作を再読して良かった。
まだ最新刊を読んでいない人にはぜひ、
前作品を再読してから本書を読んでもらいたいなあ。
福原と桐子、そして音山の3人の絆は永遠に
消えることはないだろう。
そして、周りにいてくれる愛してくれる人達を
その人達以上に私も愛そう。
2025年2月9日
- 二人一組になってください
- 木爾チレン
- 双葉社 / 2024年9月19日発売
- 本 / 本
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もう休むことなく一気読み。(約3hで読了)
スクールカーストやいじめはなくなって欲しいのに、いつまでもなくならないし読んでいてこのゲームが現実に起こったら……と考えてしまった。
読了後は放心状態で、カースト表栞と数量限定カバーを眺めてしまいましたぁ…。
2025年1月20日
辻堂ゆめさんのミステリ。
後半にかけて、いい意味で感情がぐちゃぐちゃになってしまった一冊。笑
最後のページまで楽しんで読むことができました!
2024年11月15日
表紙と帯のキラキラした本書に一目惚れして購入。
そして、あっという間に読了。
プロローグから最後のエピローグまで
素敵なお話で楽しく読むことができた♡
なんといっても1章から5章まで続く連作がとても面白くて、誰もが主人公でありながら素敵な文章が散りばめられていて幸せな気持ちになれました!
本書に登場した銀座へ観光したくなりました!
2024年11月28日
まさに……
全ての予想を裏切る一気読み必至ミステリー!!
タイトルから想像したものとは全く異なる内容で、ページをめくる手が止まらなかった…!!
瑠璃ちゃんにはこれからもお父さんとお母さんの分まで一生懸命生きて、楽しい人生を送ってほしいなと心から応援したくなるお話だった。
後味がスッキリする終わり方で私の好みでした!
2024年10月2日
- 腹を空かせた勇者ども
- 金原ひとみ
- 河出書房新社 / 2023年6月15日発売
- 本 / 本
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主人公のレナレナとその仲間たちがとても好き!
けど、公認で不倫している母親がどうしても
自分の中で理解というか、消化できなくて
話がうまく入ってこなかったかなぁ…。
ただ、中学生のThe青春な物語で
会話文が面白いし元気もらえた!
2024年10月1日