みんなの楽しい修行: より納得できる人生と社会のために

著者 :
  • 春秋社 (2014年9月24日発売)
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本棚登録 : 62
感想 : 9
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読む目的
中野さん、塩見さんのワークショップに参加。そこで新刊が発売されていることを知り、購入。
中野さんの著書『ワークショップ』には、
半仕事でファシリテーターをやることになったとき
大変参考にさせていただいた。

一言でいうならどんな内容?
よりよく生きるために必要な2つの核と
8つのカテゴリーについて、
それぞれ中野さんの人生経験を元に
体系化され、修行という言い方で説明されている内容。


以下、ネタバレ(著書の内容になりますので、ご注意を)


詳細

○至福(自分の至福についていく)
○今ここ(現在をマインドフルに生きる)

身心
食農
自然
対話

仕事
アート
祈り

心に留った点
考えていることが自分と非常に似通っていて、
なんとなく自分は間違っていないと肯定してもらえたような
安心感を得ました。

それは、
仏教を少しずつ学びたいと思っていて、
出会った調心、調身、調息の基本的精神だったり、
自分が米作りなどを通じて考えている
食と農のありかただったり、
人の話を聞き、自分の話を伝えて(ここができていない)
よりよい関係を作ることだったり、
もっともっと広い視野をもって、自分を成長したいと考える旅への想いだったり、
バンドや写真を通じた表現の大切さだったり、
ものものに感謝して生きたいと願う生き方だったり。

引用
好きなことを本当に極めれば、道があとにできてくる。

「好きなこと」は単に目先の欲におぼれることではなく、自分の魂が喜ぶような、私達の身体や心が調っていて初めて、一歩一歩上がって行くことができるもの。
〜させるではなく、「する」の考え方。(他動詞の罠)
ここがロドスだ、ここで跳べ

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 教養
感想投稿日 : 2014年12月7日
読了日 : 2014年11月30日
本棚登録日 : 2014年12月7日

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