フォアキャスティングとバックキャスティング。
未来予測データをまとめ、未来のライフスタイルを予測していく。重要な視点は「代行」。
サービス、商品はつまるところ何かの「代行」なので、
未来に起こりえる状況を予測しながら、
どんな代行が成り立ちえるのかを考えましょう
と本書では語っている(と理解しました)
これからの未来、必ずある程度は「ダウンシフト」
していく必要があると思っている。
一部の裕福な層は今のままになるかもしれないが、
人口が減り(特に消費を牽引する若い層)、
消費の利用母数が減れば絶対的に収入は減る。
(国外への進出など可能性もあるだろうけど、
それは根本的な問題解決にはならない)
そのとき「代行のどこまでが残り、どこからは自分が手がけるのか、境界を見極める」という視点はかなり納得した。
祭りで出自を自己紹介する、というのはとてもいいなぁ。
以下、メモ。
統計データの把握
↓
環境制約条件に基づく社会状況の導出
↓
楽しく豊かな暮らしの形を提案
●人のことを考えたものづくり、暮らし方
(生活価値の不可逆性、欲望遺伝子の肯定)
●地球のことを考えたものづくり、暮らし方
(循環型社会の構築)
↓
両者の融合による新しいものづくり、暮らし方の提案
心豊かに生きることを担保しながら、物質消費を中心とした人間活動の拡大をいかに低環境負荷型に変えられるのかが問われている
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
教養(図書館)
- 感想投稿日 : 2014年9月21日
- 読了日 : 2014年9月21日
- 本棚登録日 : 2010年12月8日
みんなの感想をみる